銚子ジオパーク市民の会

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2021/0222_
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ハマニガナ ハマニンニク ハマノボウフウ ハマハタザオハマヒルガオ ハマボウフウ ハマボッス ビロードテンツキ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  
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 名前 概  略 
   
 ハマニガナ キク科ニガナ属の多年草。自生地:日本全土の海岸。:砂浜で長い地下茎を伸ばしてふえる。葉は径3-5cmで質は厚く長い葉柄がある。名前の由来:葉を噛むと苦みがある。花期は4-10月と長い。葉腋から長さ10cmになる花茎を伸ばし直径2-3cmの黄色の頭花をつける。銚子では君ケ浜、屏風ケ浦、の砂浜に多くあります。
   
 ハマニンニク イネ科エゾムギ属の多年草。自生地:北海道から九州の北部にかけて分布、海岸の砂地に生える。和名の由来は葉の形がニンニクに似ていることから。草丈は50cm100cm。葉は線形で平たく細長い。花期:6~7月。銚子では海鹿島と長崎の海岸に自生。銚子では数少ない北方系の植物
   
ハマノボウフウ セリ科ハマボウフウ属。 自生地:日本全土の海岸の砂地に自生する多年草。山菜にするほか漢方薬・民間療法薬として利用。高さ5〜30cm。根は黄色を帯び太くて長い。茎の先に白色の小さな花を密につける。花期:6〜7月。
   
 ハマハタザオ アブラナ科ヤマハタザオ属。自生地:北海道〜九州の海岸の砂地に生える。茎は直立し高さ20〜40cm。花弁は白色、長さ7〜9mm。花期:4〜6月。果実の莢が茎にそって天を向く。銚子の海岸、対岸の波崎の海岸に多く自生。
   
 ハマヒルガオ ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草の海浜植物。自生地:日本全土の海岸。茎は砂の上を這い毛はなくてなめらか。葉は腎心形、つやのある緑で厚みがある。長さは2-4cm、幅は3-5cm。花は5-6月に咲き、淡紅色で、径4-5cm。花柄は葉より長く、葉の上に抜き出て咲く。地下茎が発達して分布を広めているが環境変化に弱い、種は野ネズミの食糧に。海流分布の植物。
   
 ハマボウフウ セリ科ハマボウフウ属。自生地:日本全土の 海岸の砂地に自生する多年草。 山菜として食用にするほか漢方薬・民間療法薬として利用。根は黄色で深くのび茎は短く高さ5〜10cm。葉は砂上に広がり複葉で厚く光沢がある。夏、茎頂に複散形花序を出し小さな白花を開く。花期:5^6月。若い葉は葉柄が紫紅色で刺身のつまに。銚子や波崎の海岸残っているが食用になるため数は減っている。 
   
ハマボッス サクラソウ科オカトラノオ属の越年草。自生地:日本全土の海浜。漢字では「浜払子」と綴り、花の咲く様子が払子に似ていることに由来。高さ10-40cm。茎は基部から分岐して直立。葉は倒披針形で長さ2-5cm、幅1-2cm、多肉質で光沢がある。5-6月に1cmの白色の花が咲く。
   
ビロードテンツキ カヤツリグサ科テンツキ属。花期:8月~10。砂浜に生え、 株になって生じる多年生草本。根茎は太くて分枝を出し、その表面は枯れた葉の鞘に覆われている。ひげ根があり、香気がある。葉や花茎、それに小穂などに一面にビロード状の細かな白い毛を密生。葉は細長くて葉幅1.5-2mm、花茎ほどには長くない。銚子では君ケ浜の海岸に僅かに残っている。
   
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