銚子ジオパーク市民の会

日本ジオパーク・ネットワーク正会員  since 2012

 
20240619_
市民の会とは
 
▲HP-Top 一目で分かる市民の会の活動活動報告年度 2023 2022 2021 2020 2019
以前
活動計画年度 2024 2023 2022 2021
 
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銚子ジオパーク市民の会会則
 
 2024/5/18改正   
     ジオパーク(Geopark「大地の公園」)とは、活動的な地球がよくわかる地質や景観が大切に守られて、教育や持続可能な開発に活用されている地域のことをいう。そして、大地と生態系と人の営みとの関係を学ぶところです。
 銚子には、優れた自然景観と地球科学的価値のある地質がある。私たちは、地域の資産として、保全と活用をし、学び伝える機会をつくり、人々の理解を広めながら、地域を活性化するという、銚子ジオパーク構想のために市民の会を設立した。 市民団体の活動方針として会則を定める。 
 
( 名称 )
第1条  本会は、「銚子ジオパーク市民の会」と称する。
( 事務局 )
第2条   本会の事務局は、事務局長宅内におく
 ( 目的 ) 
第3条  本会は、「銚子ジオパーク」をひろく学び、ともに楽しみ、
「銚子ジオパーク」の持続的な発展に貢献することを目的とする。
 ( 事業 ) 
第4条  本会は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。
(1)講演会、研修会、学習会、交流会などの開催
(2)「銚子ジオパーク推進協議会」との連携
   1.認定ジオガイドによるジオツガイドの実施
   2.ジオパークを活用した学習支援活動
(3)ジオサイトの環境保全活動
(4)「銚子ジオパーク」の情報発信と周知活動
(5)その他、本会の目的を達成するための事業 
 ( 会員 ) 
第5条  本会の目的と事業に賛同し、ジオパークに関心のある個人や団体(賛助)を会員とする。
本会の会員は次の特典を有する。
(1)本会が主催する講演会、学習会などの行事への参加
(2)本会が発行する「市民の会ニュース」等配布物の受領と寄稿
(3)本会が主催する研修会、学習会での研究等の発表
(4)活動連絡会に参加して、本会の事業や運営に意見を述べること
 (入会手続き・会費) 
第6条  本会に入会を希望するものは、所定の入会申込書に会費を添えて本会事務局に提出しなければならない。本会の会費は以下の通りとする。
(1)個人会費       年額   1,000円
(2)団体(賛助)会費  年額  10,000円
 ( 退会 ) 
第7条   退会を希望する会員は、本会事務局に退会届を提出する。また、2年間会費未納の会員は、継続の意思なしとみなし、退会とする。ただし、再入会を妨げない。
( 役員及び委員 ) 
第8条   本会に次の役員と委員を置く。その職務は次の通りとする。
(1)会 長  1名  本会を代表し、会務を統括する。
(2)副会長  3名以内 会長を補佐し、会長が不在のときは職務を代行する。
(3)事務局長   1名  事務局を代表し、事務全般を担当する。
(4)副事務局長 1名  必要に応じて置き、事務局長を補佐する。
(5)会 計  2名  事務局で、出納事務を担当する。
(6)庶 務  3 名以内  事務局で、種々の事務を担当する。
(7)理 事  18名以内 理事会を構成し、会の運営にあたる。
(8)監 査  2名  会の事業及び会計の監査にあたる。
(9)委 員: 学習 若干名、広報 若干名、情報 若干名
     学 習  学習会や交流会等の企画と運営
     広 報  「銚子ジオパーク市民の会ニュース」の編集と発行
     情 報  「銚子ジオパーク市民の会」ホームページの維持管理
 ( 役員及び委員の選出 ) 
第9条  役員と委員の選出は次の通りとし、その任期は2年とする。ただし、再任を妨げない。
(1) 理事は個人会員の中から総会で選出する。
 理事の中から役員(会長・副会長・事務局長・副事務局長・会計・庶務・監査)を
 選出する。
(2) 委員は個人会員の中から選出する。たたし、理事との兼務を妨げない。
( 役員の欠員 )
第10条  役員に欠員が出た場合は、理事会で補欠役員を選出することができる。
補欠役員の任期は、前任者の任期の残り期間とする。
  ( 会議 )
第11条 (1) 総 会: 全会員で組織し、本会の最高議決機関とする。総会は会長が招集する。議長は総会で選出する。総会は、10分の1以上の出席で成立し、議決は、出席会員の過半数をもって行う。定期総会は、毎年招集し、次の事項を審議する。
   1.会則の変更  2.事業報告と計画  3.決算と予算  4.役員選出
(2) 理事会: 会長が招集し、理事全員で構成し、次の会務を行い本会を運営する。
   1.総会の議題、予算案、決算書等の提案
   2.会員の入退会の承認   3.役員の推薦と委員の承認
   4.会則改正案の提案    5.その他会務の処理
(3) 活動連絡会: 会員で構成する。定期的に開催し、本会活動の周知と情報交換の場とする。次の事項等の連絡と報告をする。
   1.ガイド等申込  2.今後の予定  3.ガイド実施報告  4.会議報告
(4) 班長副班長会議: ジオガイド班の班長と副班長で構成する。
  ジオガイドに関わる事項について、検討する場とする。
  ジオガイド班については、2年ごとに見直して班編成する。
 ( 会計 )
第12条   本会の経費は、会費、補助金、寄付金、その他の収入をもって充てる。
 ( 年度 )
第13条  本会の年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。
 ( 補則 )
第14条 (1) 本会の会則変更は、理事会の提案により、総会で議決する。
(2) 会則の具体的な運用で、必要に応じて細則を定める。
(  附則 )
   本会則は、2024年5月18日から施行する。
 2011年2月14日 制定
 2012年4月14日 第1次改正
 2013年4月27日 第2次改正
 2014年4月26日 第3次改正
 2015年5月  9日 第4次改正
 2018年4月28日 第5次改正
 2024年5月18日 第6次改正
 総会風景
 
 工藤会長挨拶
 
 
2022年5月28日:総会・記念講演会
 
         
   
 
   



銚子ジオパーク市民の会の活動
 
2024年5月18日 総会報告資料から 
2023年度活動報告 
 
 
 2023年度は新型コロナウイルス感染禍も終息を迎え、ジオパーク活動も徐々に回復することができました。当年度は第13回日本ジオパーク全国大会が銚子を主会場に開催されましたので、市民の会も全面的に参画して、銚子ジオパーク推進協議会の活動に貢献しました。以下にその活動内容を\報告します。
(1)会員学習会  
 〇講師による講演会、会員相互の情報交換会、勉強会、野外学習会
 開催日 講  師     題  目  
 5/27  宇都宮大学名誉教授 酒井豊三郎 先生  屛風ケ浦の堆積層を追いかけて
 9/16    銚子ボランティアガイド
      観光船頭会会長   栗林武則氏
   推進協議会 専門員  上田修郎氏
  銚子磯巡りの背景を訪ねる「赤松宗旦・
 木下河岸バスツアー」、15名参加
 3/09 推進協議会 主任専門員 岩本直哉氏  「宝満の溶岩について」Zoom 講義 

他ジオパーク・団体との交流

開催日   事  項  
 5/11  田淵チバニアンズの方の来訪を受けガイド並びに交流会を開催
 12/5  チバニアン・養老渓谷見学会、チバニアンズとの意見交換会
 3/3  南紀熊野ジオパークフェスタで化石レプリカ作り
 3/24    山梨県上野原市「鄙の会」の方のジオガイド並びに意見交換会
〇各種イベントに参加
開催日   事  項  
 5/13  地質の日オンライン普及講演会、犬吠埼の地層・化石、屏風ケ浦の地層を紹介
 9/17  ちょーぴー祭り(イオン銚子店イルカの広場)化石レプリカ作り
8/26,27、9/29  ラストサマー(犬吠埼灯台の夜間参観)
11/11,12  犬吠埼灯台点灯149周年、灯台夜間参観、レプリカ作り 
 3/30  銚子探検隊~犬吠埼謎解きウォーキング~

(2)会員交流会
〇望年会(忘年会)を12/14桔梗屋で開催しました。

(3)ジオガイドの実施並びにガイド養成支援
〇ジオガイド:本年度の有料ジオガイド件数は39件、818名(前年度54件、1,603名)でした。推進協議会からは84,168円(前年132,192円)の分配金が市民の会に支払われましたので、前年同様、市民の会予算とは別会計でジオガイド担当者に分配しました。
〇市民向け無料ジオガイド:第3日曜日に開催する月例海岸清掃の後行う無料見学)は、コロナ禍で休止していましたが、2024年になってから再開し、2/14屏風ケ浦、3/17犬吠埼で再開しました。
〇推進協議会主催の銚子ジオパーク講座・ガイド養成講座:ジオパーク講座が12/16から1/20に開催され、市民の会会員も多数参加しました。講座修了試験は前年同様、WEBで実施されました。ガイド養成講座は3/17に新規ガイド向け、3/28に認定ガイド向けにジオサイトの現地で開催されました。新規ガイド養成講座の支援には参加しませんでした。
2/23,24,25に菊間彰氏による「インタープリター養成講座」が開かれ参加しました。
3/9,10には休止していた銚子消防署での「救命救急講習」が再開され受講しました。

(4)銚子ジオパーク情報の発信
〇銚子ジオパーク市民の会ニュース:第123号~128号を発行し、活動連絡会、勉強会等の参加者に配布しました。市民の会ニュース、各種イベント開催チラシは、総会開催時のほか、12月に会員あてに配送しました。
〇市民の会のホームページ並びにオフィシャルブログの管理運営:年間を通して活発に情報を更新し、会員並びに会員以外の閲覧者に提供しました。

(5)ジオサイトの清掃
〇海岸清掃:本年度も海岸清掃を、銚子ジオパーク推進協議会会員の(NPO法人)ナルク銚子くろしおと共催で15回実施しました。参加者数は442名(前年度17回、467名)でした。月例の海岸清掃活動には、サーファーの方、企業の地域活動社員の方、並びに個別の市民の方にも参加していただきました。上記参加者数にはその人数も含まれています。
〇海上保安庁第三管区本部長賞受賞:7/17に毎月の海岸清掃の功績が認められ、銚子ジオ
 パーク市民の会・(NPO法人)ナルク銚子くろしおが第三管区本部長賞を受賞しました。

(6)その他
〇千葉県環境団体助成金:「令和5年度県民の環境活動支援事業助成金」を申請した結果、審査を通過し受理されたので、7万円の助成金を受領し、清掃活動費に使用しました。

〇「第13回日本ジオパーク全国大会in関東」:10/26~29に「第13回日本ジオパーク全国大会in関東」が銚子ジオパーク(主会場)・ジオパーク秩父(サテライト会場)で開催され、筑波山地域ジオパーク・伊豆大島ジオパーク他でポストジオツアーが開催されました。中央会場となった千葉科学大学では開会式、基調講演、各種研究発表、分科会が開催され、犬吠埼ホテルで交流会が開催されました。銚子ジオパークでは、プレジオツアー、ミニジオツアー、ジオマルシェも開催されました。銚子会場の大会参加者数は1,084名(ジオマルシェ参加者を含む一般参加者数は2,121名)と報告されています。市民の会の会員は、会場スタッフ・ジオガイド・ポスター発表など、重要な役割を果たし、大会の成功に貢献しました。詳細は
  https://taikai.geoparkjp/2023/URLに掲載されています。
 本件の市民の会活動については、8/31の第132回理事会で、「全国大会市民の会担当事業実行委員会」の設立を決め対応しました。また市民の会から大会協賛金として5万円の寄付をしました。

〇銚子ジオパーク推進協議会関連の各種委員会・部会活動:本年度も教育普及委員会・産業観光委員会の合同委員会、推進協議会事務局運営会議等に委員として参加しました。保全活動として「銚子ジオパークの森」の低木伐採、遊歩道の整備をしました。また岩石公園の除草、清掃活動にも参加しました。

〇ジオパーク関連学習支援活動への協力:小・中・高等学校の児童生徒を対象とした屏風ケ浦等の野外学習支援を推進協議会事務局が行っていますが、事務局から応援の要請があった場合に、市民の会も学習支援活動を担当しました。千葉科学大学の講座支援も要請に応じ対応しました。
市内の小学校6年生、高校、大学  
小学校  7/3海上小、7/4飯沼小、11/8双葉小、11/13春日小、11/15豊里小、11/17清水小、11/20高神小、11/22明神小、11/30本城小、12/18船木小、12/20椎柴小
 高校  11/9千葉県立銚子高「防災の学び」
 大学   5/15千葉科学大看護学部看護学科、5/24千葉科学大薬学部薬草勉強会
市外の小学校、中学、高等学校、大学
小・中学校 5/9千葉市明徳中、5/17旭市立干潟中、10/20旭市立飯岡小、11/10船橋市立三山小、11/21九十九里町立片貝小、11/25城西国際大学観光学部、12/19香取市立小見川西小、2/7,19旭市市立旭中央小
 高校・大学  8/1埼玉県立熊谷西高、7/15アムステルダム応用科学大、11/19放送大学、
11/25城西国際大 
〇親子で夏の自由研究ツアー:本年度も銚子ジオパーク推進協議会と市民の会の共催で以下
の通り実施しました。各回とも、市民の会会員は講師のサポート役をしました。
日付   テーマ   講 師 
 7/15  メダカ水槽を作ろう!  銚子ジオパーク推進協議会 上田専門員
 7/16  貝殻標本を作ろう!  市民の会 房州勝也氏
 7/22  銚子のマイクロプラスティックを調べよう!  千葉科学大学 手束聡子氏
 7/23  ヤドカリの行動を探る!  千葉大学 菊池友則氏
 7/28  目に見えない電気と風を知ろう!   三菱商事(株)、銚子地方気象台
 7/29  キノコ探検隊!  千葉県立中央博 大木淳一氏
 7/30  蜃気楼を観察しよう!  千葉県立中央博 大木淳一氏
〇2023年度市民の会総会:2023年5月27日(土)に勤労コミュニティーセンターで総会を開催しました。議事(2022年度活動報告、収支決算報告、監査報告、2023年度事業活動計画案、収支予算案、役員の選任案)はすべて承認されました。総会のあと、宇都宮大学名誉教授 酒井豊三郎先生を講師に迎え、「屏風ケ浦の堆積層を追いかけて」というタイトルで記念講演をして頂きました。本講演は推進協議会事務局との共催でおこなわれ、Zoom配信(12名)をし、会場で参加できなかった希望者はWEBで視聴できるようにし
て、活発な質疑応答が行われました。
〇理事会:第131回(6/29)~第138回(4/25)まで8回開催しました。また活動連絡会は、前半はほぼ一週おきに、後半はほぼ毎週木曜日に開催しました。
〇市民の会会則検討班:第131回理事会で「市民の会会則検討班」(5名)を立ち上げることを決め、協議を開始しました。以降主に活動連絡会で議論を重ね、途中経過を理事会に報告協議し、最終的に第137回理事会で承認し、2024年度総会に第3号議案として提案することにしました。
〇イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン活動:本年度は上期18,500円、下期16,700円を受領したので、イオンで購入できる事務用品等の購入に充当しました。
 以上



2024年度事業活動計画
(2024年5月18日総会報告資料から)  
 銚子ジオパーク推進協議会は、第3期実行計画(2021-2024)で、“地球を体感できるまち「銚子」”としてSDGsに準拠した「持続可能な地域社会の創造」を目指しています。
今年度は銚子ジオパークの再認定審査の年に当たります。銚子ジオパーク市民の会は構成
団体の一員として要請があれば最大限の協力をします。
上記計画を意識し、以下のように2024年度の活動を計画します。
(1) 会員学習会
〇講師による講演会
市民の会総会時、銚子市観光協会事業統括部長 梅津佳弘氏による記念講演「旅の変化―アフターコロナのこれから―」を推進協議会事務局と共催で行います。総会に参加できない会員、および興味を持たれる会員外の人に「Zoom」によるインターネット配信を行います。

〇地元外・学習会(バスツアーなど)
銚子外の博物館など、または野外観察会を予定します。本年は1回を考えています。
〇地元開催学習会(銚子市内及び近郊での開催の学習会)
☆ジオサイト、及びジオパークの森での植物観察会
☆会員報告会「屏風ケ浦の特異な地質」
上記項目、及び上記項目以外の学習会については確定次第、市民の会ホームページ等で日時、内容をお知らせいたします。
尚、学習会について、ご意見ご希望のある方は学習委員(川原、松家、宮内敏)に直接ご提案ください。Eメールでの連絡先は tk230816kawahara@yahoo.co.jp(宛先:川原)
(2)ジオガイドの実施並びにガイド養成講座支援
〇ジオガイド:推進協議会事務局から要請を受けた有料ジオガイドについては、前年度と同様、推進協議会事務局との連絡を密にし、新型コロナウイルス感染に注意しながら実施します。
〇無料月例見学会:毎月第三日曜日の海岸清掃が終了した後、午前10~12時に、市民または学生向けの無料月例見学会を実施します。
〇ガイド養成講座支援:本年度も、推進協議会主催の銚子ジオパークガイド養成講座が開催される場合には、推進協議会からの要請に応じて、講師などを担当します。
〇学習支援:ジオパーク関連の学習支援活動については、推進協議会事務局と連携しながら活動します。市内の小・中・高校だけでなく、市外の学校からの要請が増えているので、それに対応できるスキルを積み重ねていきたいと考えています。また、ガイド要員の増強に努めます。
〇親子で夏の自由研究:前年同様、本年も開催されれば積極的に共催します。
(3) 各種イベント・他ジオパークとの交流、会員交流会
〇市内外の各種イベント参加:ジオパークの普及啓発活動をするため、市内外の各種イベントに参加します。協議会の他の構成団体とも協力し、連携活動を進めます。
〇他ジオパークとの交流:全国大会やブロック大会などへ積極的に参加し交流を深めます。
〇市民の会会員の交流会:例年のように開催します。
(4) 「銚子ジオパーク」情報の発信
〇市民の会ニュース:本年度は2~3ケ月毎に発行する予定です。
次号(129号)は2024年6月13日発行予定です。
〇市民の会ホームページ:市民の会ホームページの閲覧数は本年度末で約12万2千件となりました。コロナ禍で縮小していた活動も回復していますが、ネットを活用した活動の重要性は変わらないと考えています。会員の皆様の積極的な閲覧並びに投稿をお願いいたします。
〇Zoomの活用:Zoomは会議や講演会をオンラインで可能にするツールです。市民の会は情報発信にZoomを活用します
(5)ジオサイトの環境保全
  〇ジオサイト清掃:前年度同様、毎月第三日曜日の午前9~10時に、犬吠埼、君ケ浜、犬岩・千騎ケ岩、屏風ケ浦のジオサイトを、また8月を除く第一日曜日の午前9~10時に、黒生海岸、海鹿島海岸、長崎海岸、銚子ジオパークの森などのジオサイト清掃を、他団体等と共同で実施します。詳細は「広報ちょうし」に掲載します。
(6)その他 
〇推進協議会の各種委員会・部会活動:教育普及委員会、産業観光委員会、基本計画実行委員会、ジオパーク運営会議、ガイド部会、防災部会、保全部会に参加し市民の会の意見を反映させるように努めます。
〇理事会、活動連絡会:本年は原則月一回の木曜日に理事会を、またそれ以外の木曜日に活動連絡会を、勤労コミュニティーセンター又は銚子ジオパーク・芸術センターで開催し、各種活動が円滑に実施できるようにします。活動連絡会は会員の方ならどなたでも参加できますので、お出かけください。
〇イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン:店頭勧誘にも参加します。
〇交付金:本年度も千葉県環境財団の令和6年度県民の環境活動支援事業の交付金7万円が受け取れることになりました。海岸清掃などで使用する用具等の購入費は雑費で賄われていましたが、本年度も交付金を当てることができます。
以上  



 2023年5月27日 総会報告資料から 
2022年度活動報告
 
 2022年度も新型コロナウイルス感染禍が続き、感染対策に配慮しながら活動することが求められたため、ジオパーク活動が制限されることとなりましたが、その状況下で、市民の会は以下のように活動しました。
(1)会員学習会
 〇講師による講演会、会員相互の情報交換会、勉強会、野外学習会
 開催日 講  師  題  目 
 5/28  農業・食品産業技術総合研究機構
 中里裕臣氏(2022年度総会記念講演)
 銚子地域のチバニアン-どこから
 どこまで?-
 6/23  文化財・ジオパーク室主任学芸員
 岩本直哉氏
 総会記念講演(中里裕臣氏)の解説
9/29  文化財・ジオパーク室学芸員
 上田脩郎氏
 南西諸島四万十帯の研究
10/27  伊勢﨑翼氏  幕末維新期の銚子~榎本武揚艦隊の
 輸送船美加保丸遭難を通して~
11/17
12/15
 越川奏一氏  紀州海民の東国進出について(1)
 紀州海民の東国進出について(2)
 2/12  文化財・ジオパーク室主任学芸員
 岩本直哉氏
 高田川チバニアン見学(野外学習)
 〇他ジオパークとの交流
 開催日 事  項
 9/2  (NPO法人)田淵チバニアンズとの交流会、銚子ジオパークジオサイト見学 
  9/23,24  JGN関東ブロック大会(浅間山北麓ジオパーク)、市民の会の参加者5名
  10/21~23  JGN全国大会(白山手取川ジオパーク)、市民の会の参加者4名
  2/18  南紀熊野ジオパーク(和歌山県新宮市)に出展、市民の会の参加者3名
 3/18  那須烏山ジオパーク構想の会員による屏風ケ浦巡検(酒井豊三郎氏案内)に対応
 〇各種イベントに参加
 5/29  オリエンテーリング協会・銚子ジオパーク推進協議会共催「第一回銚子ジオパーク
 ロゲイニング大会」に参加、勤労コミュニティーセンターで見どころ紹介
 7/18    「加藤友里恵ビーチクリーン」に参加、屏風ケ浦海岸清掃を実施
 8/21  銚子市旅館ホテル組合主催「ラストサマー」に参加、犬吠埼灯台案内を実施
 11/12,13   「犬吠埼灯台148周年イベント」に参加、化石レプリカ作り出店
(2)会員交流会
 〇例年開催されていた、望年会(忘年会)または新年会は本年度も開催しませんでした。
(3)ジオガイドの実施並びにガイド養成支援
  〇ジオガイド:本年度の有料ジオガイド件数は54件、1,603名(前年682名)でした。推進協議会からは132,192円(前年45,351円)の分配金が市民の会に支払われましたので、前年同様、市民の会予算とは別会計でジオガイド担当者に分配しました。
  〇市民向け無料ジオガイド(月例海岸清掃の後の無料見学会)は新型コロナウイルス感染防止を考慮して、本年度も実施しませんでした。
  〇推進協議会主催の銚子ジオパーク講座・ガイド養成講座:ジオパーク講座が10/8(土)から10/29(土)に7回開催され、市民の会会員も多数参加しました。講座修了試験はWEBで実施されました。本年度はガイド養成講座・実習は無く、ガイド養成支援活動はありませんでした。
(4)銚子ジオパーク情報の発信
  〇銚子ジオパーク市民の会ニュース:第117号~122号を発行し、活動連絡会、勉強会等の参加者に配布しました。市民の会ニュース、各種イベント開催チラシは、総会開催時のほか、12月に会員あてに配送しました。
  〇市民の会のホームページ並びにオフィシャルブログの管理運営:年間を通して活発に情報を更新し、会員並びに会員以外の閲覧者に提供しました。
(5)ジオサイトの清掃
  〇海岸清掃:本年度も海岸清掃を、銚子ジオパーク推進協議会の(NPO法人)ナルクくろしお銚子と共催で17回実施しました。参加者数は467名(前年度268名)でした。月例の海岸清掃活動には、サーファーの方、企業の地域活動社員など他団体の参加、並びに個別の市民の方も参加していただきました。上記参加者数にはその人数も含まれています。他の団体が行う清掃活動とも連携するなど、清掃活動の広がりが見えてきました。
 (6)その他
  〇銚子ジオパーク推進協議会関連の各種委員会・部会活動
本年度も教育普及委員会・産業観光委員会の合同委員会、推進協議会事務局運営会議等に委員として参加しました。前年度から始まった「屏風ケ浦保存活用計画策定会議」にジオパーク・市民代表として参加しました。保全活動として「銚子ジオパークの森」の低木伐採、遊歩道の整備をしました。また古銅輝石安山岩保存公園の除草、清掃活動にも参加しました。推進協議会の保全活動に連携する市民の会の活動を円滑にするために、市民の会の中に「保全活動連絡係」を設置しました。
   〇ジオパーク関連学習支援活動への協力
小・中・高等学校の児童生徒を対象とした屏風ケ浦見学を、校外学習の支援活動として推進協議会事務局が行っていますが、生徒数が多い場合など、事務局から応援の要請があった場合に、市民の会も学習支援活動を担当しました。また、千葉科学大学看護学部看護学科の「地域フィールドワーク」では、市民の会が座学と屏風ケ浦の見学を担当しました。
 市内の小学校6年生、高校、大学               (  ) 内は事務局のみで対応
 小学校 9/14春日小、(9/16椎柴小)、9/29本城小、10/4豊里小、10/7飯沼小、(11/1清水小)、(11/8船木小)、11/18海上小、11/21明神小、11/22高神小、11/25双葉小 
 高校 10/24千葉県立銚子高「防災の学び」  
 大学 5/17千葉科学大看護学部看護学科新入生「地域フィールドワーク」
  千葉県立銚子高校「防災の学び」は、1年生4クラスが4つのコースに分かれてジオサイト見学をし、スマートフォンを利用して標高を確認しながら災害の歴史を学ぶという体験型の学習が、生徒からも高い評価を得ていることがアンケート調査で示されました。
本年度は市外の小・中・高等学校の学習支援が増えたのが特徴的でした。
 市外の小・中・高等学校 (  ) 内は事務局のみで対応   
小学校  6/17横芝光町立光小4年生、6/29柏市立酒井根小5年生、9/9千葉市立さつきが丘小5年生、9/22神崎町立小5年生、(9/30千葉市立上の台小5年生)、10/26千葉市立誉田東小5年生、(10/31小見川町立西小6年生)、(11/7匝瑳市立共興小6年生)、(11/14千葉市立長作小5年生)、11/16旭市立飯岡小6年生  
中学
高校
4/26暁星高1年生、5/20東京家政学院中2年生、7/1印西市立原山中2年生、
(7/29埼玉県立熊谷西高)、(8/3東京都立豊島高)、(10/29千葉県立長生高)
  〇親子で夏の自由研究ツアー:本年度も銚子ジオパーク推進協議会と市民の会の共催で以下の通り実施しました。各回とも、市民の会会員は講師のサポート役をしました。
   日付      テーマ      講 師 
 7/17  貝殻標本を作ろう!   房州勝也氏 
 7/23  メダカ水槽を作ろう‼   銚子ジオパーク推進協議会専門員上田脩郎氏
7/24  メダカ水槽を作ろう‼   慶応義塾大学准教授糟谷大河氏
 7/30  ヤドカリの行動を探る!   千葉大学准教授菊池友則氏
 7/31  蜃気楼を観察しよう!   千葉県立中央博物館主任上席研究員大木淳一氏
 8/6  自由研究相談会   銚子ジオパーク推進協議会専門員岩本直哉氏 
 8/7  目指せ!化石博士‼   銚子ジオパーク推進協議会専門員岩本直哉氏 
  〇2022年度市民の会総会:5/28に勤労コミュニティーセンターで2年ぶりに会場での総会を開催しました。議事(2021年度活動報告、収支決算報告、監査報告、2022年度事業活動計画案、収支予算案、役員の選任案)はすべて承認されました。総会のあと、農業・食品産業技術総合研究機構の中里裕臣氏を講師に迎え、「銚子地域のチバニアン、どこからどこまで?」というタイトルで記念講演をしてもらいました。本講演は推進協議会事務局との共催の形でおこなわれ、Zoom配信をし、会場で参加できなかった希望者はWEBで視聴できるようにし、活発な質疑応答が行われました。
 〇理事会:第124回(4/28)~第128回(2/23)まで5回開催しました。また活動連絡会は、ほぼ一週おきに開催しました。
〇イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン活動:本年度は上期14,900円、下期20,300円を受領したので、イオンで購入できる事務用品等の購入に充当しました。
    以上



2023年度事業活動計画
(2023年5月27日総会報告資料から) 
 
 銚子ジオパーク推進協議会は、第3期実行計画(2021~2024)で、“ 地球を体感できるまち「銚子」 ” としてSDGsに準拠した「持続可能な地域社会の創造」を目指しています。
また、今年の10月28日(土)~ 30日(月)に「第13回日本ジオパークネットワークの全国大会 in 関東」が銚子を主会場として開催されます。銚子ジオパーク市民の会は構成団体の一員として、積極的に協力をします。上記計画を意識し、以下のように2023年度の活動を計画します。
(1) 会員学習会
〇講師による講演会
市民の会総会時、宇都宮大学名誉教授酒井豊三郎先生による記念講演「屏風ケ浦の堆積層を追いかけて」を推進協議会事務局と共催で開催します。なお、共催に当たって、会場に来られない会員及び全国の希望者にZoomによる視聴環境を用意します。
〇 それ以外の勉強会は概ね隔月に1回開催することとし、その詳細については、日程が決まり次第、市民の会のホームページや他の媒体を使ってご案内します。
〇検討している学習会は下記の通りです。
 地元外開催学習会(バスツアーなど)
 ①市原市田淵のチバニアン見学会とNPO法人田淵チバニアンズの交流会
 ②博物館見学
 地元開催学習会
 ①ジオパークの森植物観察会(春、夏、秋)    
 ②宝満など日本海形成期の地質
 ③屏風ケ浦や犬吠埼の海成段丘地形の地質     
 ④ガイド技術向上に役立つ研修

☆会員学習会について、ご意見ご希望のある方は勉強会企画委員に直接ご提案ください。
 Eメールの連絡先は you_mogi@tcs-net.ne.jp(事務局茂木宛)です。
(2)ジオガイドの実施並びにガイド養成講座支援
〇ジオガイド:推進協議会事務局から要請を受けた有料ジオガイドについては、前年度と同様、推進協議会事務局との連絡を密にして実施します。
〇無料月例見学会:毎月第三日曜日の海岸清掃終了後の午前10~12時に実施されていた「市民または学生向けの無料月例見学会」はコロナ禍で中止していましたが、新型コロナウイルスの分類が5類に移行されたことを受け再開する予定です。期日は「広報ちょうし」に掲載します。
〇ガイド養成講座支援:本年度も、推進協議会主催の銚子ジオパークガイド養成講座が開催される場合には、推進協議会からの要請に応じて、講師などを担当します。
〇学習支援:ジオパーク関連の学習支援活動については、推進協議会事務局からの要請に応じて活動します。市内の小・中・高校だけでなく市外の学校からの申し込みが増えています。それらに対応できる陣容を整えます。
(3) 各種イベント・他ジオパークとの交流、会員交流会
〇親子で夏の自由研究:前年同様、本年も積極的に共催します。
〇市内外の各種イベント:ジオパークの普及啓発活動をするため、市内外の各種イベントに参加します。協議会の他の構成団体とも協力し、連携活動を進めます。
〇他ジオパークとの交流:本年は「日本ジオパーク全国大会 in 関東」が銚子を主会場として開催される予定なので市民の会からも多くの会員が参加し、積極的に盛り上げます。
〇市民の会会員の交流会:新型コロナ禍の状況が改善されれば例年のように開催します。
(4) 「銚子ジオパーク」情報の発信
〇市民の会ニュース:前年度と同様、1~2ケ月ごとに発行する予定です。
〇市民の会ホームページ:閲覧数は前年度末で11万7千件を超えました。今後もネット活用の重要性は変わらないと考えます。会員の積極的な活用(閲覧、投稿など)をお願いします。
(5)ジオサイトの環境保全
  〇ジオサイト清掃:前年度同様、毎月第三日曜日の午前9~10時に、犬吠埼・君ケ浜、犬岩・千騎ケ岩、屏風ケ浦のジオサイトを、また8月を除く偶数月第一日曜日の午前9~10時に、黒生海岸、海鹿島海岸、長崎海岸、銚子ジオパークの森などのジオサイト清掃を、他団体等と共同で実施する予定です。詳細は「広報ちょうし」に掲載します。
(6)その他 
〇推進協議会の各種委員会・部会活動:教育普及委員会、産業観光委員会、基本計画実行委員会、ジオパーク運営会議、ガイド部会、防災部会、保全部会に参加し市民の会の意見を反映させるように努めます。
〇理事会、活動連絡会:本年は原則隔月一回の木曜日を目途に理事会を、またそれ以外の毎週木曜日に活動連絡会を、勤労コミュニティーセンター又は銚子ジオパーク・芸術センターで開催し、各種活動が円滑に実施できるようにします。活動連絡会は会員の方ならどなたでも参加できますので、お出かけください。理事会はオブザーバー参加も可能です。
〇イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン:活動が再開されたので店頭勧誘にも参加します。
〇千葉県環境財団からの助成金:前年度、(一財)千葉県環境財団の令和5年度県民の環境活動支援事業助成金交付の申請をし、本年度は助成金7万円が受け取れることになりました。
従来、海岸清掃などで使用する用具等の購入費用は雑費で賄われていましたが、本年度は助成金を活用する予定です。
以上  

   



銚子ジオパーク市民の会の活動
 
  2022年5月28日 総会報告資料から 
2021年度活動報告
 ◇2021年度も新型コロナウイルス感染拡大に伴い、「緊急事態宣言」並びに「まん延防止等特別措置」宣言が発出され、室内での多人数の会合、移動の制限、対面活動の自粛などが求められたため、ジオパーク活動が大幅に制限されることとなりました。
そのような状況下で、市民の会は以下のように活動しました。
 
    
  会員学習会
◇講師による講演会、会員相互の情報交換会、勉強会:室内での講演会や勉強会は、感染防止のため、前年に講演を依頼していた「高田川右岸にみられるチバニアンの証拠(仮題)」(農業・食品産業技術総合研究機構:中里裕臣先生)の講演は、本年も実施できず再度延期となりました。元千葉科学大学の伊勢崎翼先生の勉強会「銚子の歴史~田中玄蕃を通して~」は5/13、6/24、10/7の3回にわたって、勤労コミュニティーセンターで必要な感染防止対策をとったうえで実施しました。
◇野外学習会:すべての活動を停止しました。 
◇他ジオパークとの交流:日本ジオパークネットワーク(JGN)の全国大会は、10月に島根半島/宍道湖中海ジオパーク/隠岐ジオパークで開催される予定でしたが、当年度もオンラインによる開催となり、会員は個別に視聴しました。1/13(木)に筑波山地域ジオパーク推進協議会市民活動部会の方々を迎え交流会並びに犬吠埼・屏風ケ浦ジオツアーを実施しました。当年度のJGN関東ブロック大会は3/8(火)に、箱根ジオパークの担当で、オンライン形式で研修会が開催され、銚子ジオパークからは「日本が誇る地質の教科書『屏風ケ浦』での取り組み」というタイトルで「屏風ケ浦の紹介(発表者:内匠五月枝)」、「保全活動(同:房州文子)」、「学習支援(同:石嶋博行)」を報告しました。また各地のジオパークが独自にオンライン・You Tubeによるイベントを開催しましたので、市民の会会員は個別に参加しました。
 会員交流会
◇例年開催されていた、望年会または新年会は本年も開催しませんでした。
 ジオガイドの実施並びにガイド養成支援
◇ジオガイド:本年度も「まん延防止等特別措置」発出期間は、ジオガイドの受注は停止したため、年間を通しての有料ジオガイド件数は20件、683名(前年18名)でした。推進協議会からは45,351円(前年7,830円)の分配金が市民の会に支払われました。前年同様、担当者に分配し、端数(前年度分も含め)は市民の会に寄付しました。      
◇市民向け無料ジオガイド(月例海岸清掃の後の月例見学会)は新型コロナウイルス感染防止を考慮して、当年度は実施しませんでした。
◇推進協議会主催のガイド養成講座:前年度に認定ガイドを目指すジオガイド講座並びに現地実習を終了した5名に対し、認定証が授与されたので、市民の会会員の新規認定者については、所属班を決定しました。
 銚子ジオパーク情報の発信
◇銚子ジオパーク市民の会ニュース:第112号~116号を発行し、各種会議等の参加者に配布しました。市民の会ニュース、活動予定チラシ、ジオパーク関連資料等を5月の総会資料配布時と11月の2回、全会員に郵送または手渡しで配布しました。
 ◇市民の会のホームページ(HP)並びにオフィシャルブログの管理運営:年間を通して活発に発信し、新情報を更新して、会員並びに非会員の閲覧者に情報提供をしました。その結果、HP閲覧数は11万回を超えました。
 5    ジオサイトの環境保全
 ◇海岸清掃:新型コロナウイルス感染を避けるため、非接触型電子体温計で体温を確認し、三密を避けながら、屋外の海岸清掃を実施しました。
月例の清掃は、犬吠埼/君ヶ浜、犬岩/千騎ケ岩、屏風ケ浦で実施する予定でしたが、実行できたのは5回でした。偶数月の海岸清掃は実施できませんでした。「銚子ジオパークの森」の清掃は2回実施しました。これらはNPO法人ナルク銚子などの他団体並びに個別に参加した市民と共同で実施しました。
本年度は保全部会の行事として、屏風ケ浦並びに「銚子ジオパークの森」の整備が行われたので、市民の会もナルク銚子の会員とともに参加しました。海岸清掃等の活動参加者は年間延べ268名(前年408名)でした。
 その他 
◇銚子ジオパーク推進協議会関連の各種委員会・部会活動:本年も教育普及委員会・産業観光委員会合同委員会、推進協議会事務局運営会議、ガイド部会、に委員として参加しました。また本年度から始まった「屏風ケ浦保存活用計画策定会議」にジオパーク・市民代表として参加しました。
 ◇ジオパーク関連学習支援活動:例年、市内小学校6年生を対象とした、屏風ケ浦見学を理科学習の一部として実施してきましたが、本年は市内外の多くの小中高等学校が実施したので、それに対応しました。
小学校は10/12豊里小、10/13飯沼小、10/18・21双葉小、10/19成田市立大栄みらい学園、10/20匝瑳市立共興小、10/22海上小、10/27春日小、10/28香取市立津宮小、11/4椎柴小、11/8本城小、11/10柏市立酒井根小、11/11船木小、11/16高神小、11/19香取市立北佐原小、11/22・25明神小、11/24千葉市立長作小、11/29旭市立飯岡小、12/3千葉市立大巌寺小、12/15旭市立矢指小、12/16清水小。 
中学校は11/4銚子西中、11/26旭市立干潟中。
高等学校は、10/18県立銚子高「防災の学び」、11/9千葉県立柏高のジオガイドを担当しました。銚子市以外の小・中・高校の学習支援は有料で行われました。    
◇銚子ジオパーク推進協議会主催/市民の会共催の「親子で夏の自由研究ツアー」は①7/23きのこ探検隊! ②ヤドカリの行動を探る!③7/25たんぼを守れ!ジャンボタニシ調査隊‼ を予定通り実施され、市民の会会員が重要な活動をしましたが、④8/7貝殻標本を作ろう!と ⑤目指せ化石博士‼ は緊急事態宣言発出により中止されました。また7/27・28に「銚子で夏の自由研究相談会」が開催され参加しました。
◇2021年度市民の会総会:勤労コミュニティーセンターでの開催を見送り、5/29付けで書類の配送並びにはがきによる回答形式により開催しました。配送した会員数は279名、有効回答(記名回答)者数は159名でした。有効回答のうち、賛成は159名、反対はゼロであったので、議案(2020年度報告事項、2021年度事業活動計画案、収支予算案、役員の選出案)はすべて承認されました。ご意見/ご提案/メッセージが26通寄せられ、会員からのお声を共有することができました。
◇理事会:第116回(4/29)~第122回(3/31)まで7回開催しました。うち第121回(2/24)はネットによる書面開催としました。また活動連絡会は、ほぼ一週おきに開催しましたが、会合を中止し連絡事項をメールで配信することもありました。
⑥  ◇イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン活動:本年度は上期19,700 円、下期20,300円を受領したので、イオンで購入できる事務用品等の購入に充当しました。 
以上



2022年度事業活動計画
(2022年5月28日総会報告資料から) 
銚子ジオパーク推進協議会は、第3期実行計画(2021-2024)で、“地球を体感できるまち「銚子」”としてSDGsに準拠した「持続可能な地域社会の創造」を目指しています。銚子ジオパーク市民の会は、推進協議会の構成団体の一員として、上記計画を意識し、以下のように2022年度の活動を計画します。
  会員学習会
◇講師による講演会、勉強会:一昨年来念願であった農業・食品産業技術総合研究機構中里裕臣先生による総会記念講演「銚子地域のチバニアン、どこからどこまで」を推進協議会事務局と共催で開催します。
なお、共催に当たっては、会員以外の来聴者に対応する必要がありましたが、新型コロナウイルス感染防止のため入場者数を十分に確保できることが難しい場合を考慮して、ZOOMを活用することを計画しました。
それ以外の勉強会につきまして、概ね隔月に1回開催すること俊、その詳細については、日程が決まり次第、市民の会のホームページほかの媒体を使ってご案内します。
◇野外学習会、博物館等の見学会:地元での野外学習会は今後の感染状況を見ながら企画します。バス等を利用した見学会は近郊の展示館・博物館について計画したいと考えています。
会員学習会について、ご意見ご希望のある方は勉強会企画委員に直接ご提案ください。Eメールの連絡先は you_mogi@tcs-net.ne.jp(事務局茂木宛)です。
ジオガイドの実施並びにガイド養成講座支援
◇ジオガイド:進協議会事務局から要請を受けた有料ジオガイドについては、前年度と同様、推進協議会事務局との連絡を密にし、新型コロナウイルス感染に注意しながら実施します。
◇無料月例見学会:毎月第三日曜日の海岸清掃が終了した後、午前10~12時に、市民または学生向けの無料月例見学会については、当面は停止しますが、新型コロナウイルス感染の状況が改善され次第再開します。
 ◇ガイド養成講座支援:本年度も、推進協議会主催の銚子ジオパークガイド養成講座が開催される場合には、推進協議会からの要請に応じて、講師などを担当します。
 ◇学習支援:ジオパーク関連の学習支援活動については、推進協議会事務局と連携しながら活動します。市内の小・中・高校だけでなく、市外の学校からの要請が増えているので、それに対応できるスキルを積み重ねていきたいと考えています。
 親子で夏の自由研究:本年開催されれば積極的に参加します。 
各種イベント・他ジオパークとの交流、会員交流会
◇市内外の各種イベント参加:ジオパークの普及啓発活動をするため、市内外の各種イベントに参加します。協議会の他の構成団体とも協力し、連携活動を進めます。
◇他ジオパークとの交流:本年は10/21~10/23に日本ジオパークネットワーク全国大会が白山手取川ジオパークで開催される予定なので、市民の会からも会員が参加する予定です。参加者には例年通り参加費を補助します。
◇市民の会会員の交流会:新型コロナ禍の状況が改善されれば例年のように開催します。
「銚子ジオパーク」情報の発信
◇市民の会ニュース:昨年度と同様、1~2ケ月ごとに発行する予定です。
 ◇市民の会ホームページ:市民の会ホームページの閲覧数は昨年度11万回を超えました。コロナ禍で現場での活動が縮小される状況下にありますので、なお一層ネットを活用した活動が重要であると考えています。会員の皆様の積極的な閲覧並びに投稿をお願いいたします。
 5    ジオサイトの環境保全
 ◇ジオサイト清掃:前年度同様、毎月第三日曜日の午前9~10時に、犬吠埼・君ケ浜、犬岩・千騎ケ岩、屏風ケ浦のジオサイトを、また8月を除く偶数月第一日曜日の午前9~10時に、黒生海岸、海鹿島海岸、長崎海岸、銚子ジオパークの森などのジオサイト清掃を、他団体等と共同で実施する予定です。詳細は「広報ちょうし」に掲載します。
 その他 
◇推進協議会の各種委員会・部会活動:教育普及委員会、産業観光委員会、基本計画実行委員会、ジオパーク運営会議、ガイド部会、防災部会、保全部会に参加し市民の会の意見を反映さ
せるように努めます。また昨年度設置された「屏風ケ浦保存活用計画策定会議」に参加し活
動します。
◇理事会、活動連絡会:本年は原則隔月一回をめどに理事会を、またそれ以外の原則隔週木曜日に活動連絡会を、勤労コミュニティーセンター又は銚子ジオパーク・芸術センターで開催し、各種活動が円滑に実施できるようにします。活動連絡会は会員の方ならどなたでも参加できますので、お出かけください。理事会はオブザーバー参加も可能です。
◇イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン:活動が再開されたので、店頭勧誘にも参加しま
す。
以上  

   



銚子ジオパーク市民の会の活動
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 2021年5月29日 総会報告資料から
 2021年度紙上総会の結果報告:06/26
回答の期限は2021年5月29(土)

 ・2021年度市民の会総会は前年度同様、新型コロナウイルス感染防止のため、
5/29(土)付け文書による議決を行いました。
郵送または手渡しにより配送した数は279です。
有効回答数(記名あり)は個人157、団体2、無効回答数(記名無し)1で、
3月末の会員数の10分の1以上の回答を得たので総会は成立しました。
有効回答のうち賛成は159、反対はゼロであったので、議案は全て承認されました。
有効回答のうちメッセージがあったのは26でした。メッセージは下記しました。
 
2021年度市民の会総会に寄せられた会員からのメッセージ抜粋(記名分のみ)

〇 私は昭和17年生まれ、『ジオめぐり』 今回は小冊子を懐かしく拝見致しました。
  有り難う御座居ました。
〇 総会等の書類をお送り下さいましてありがとうございました。
  今後、赤塚様の元で御活躍をお祈り致します。
〇 ジオ・パークの森を散策させていただきながらいつも市民の会の活動に感謝しています。
  ジオ・パークの森の清掃活動には参加したいと思っています!
〇 活躍ご苦労様です。銚子市民でありながら、知らない事が多く
  ジオめぐり冊子を見ておどろきました。
〇 コロナ禍で学習会や養成支援活動などが制限され、
  普及啓発活動に苦労されたことが窺えました。
  会報での寄稿のとおり、ネットを介した広報活動は重要であると思われます。
〇 資料送りいただきありがとうございます。
〇 いつも清掃ごくろう様です。
  岩本さんのジオパーク説明を楽しくみさせていただき ありがとうございます。
〇 皆様方の活躍に感謝致します。私自身 時間をつくり参加出来るように努力します。
〇 優れたジオガイドの冊子は誇れるものです。
〇 永年継続しての活動に敬意を表します。増々の発展を願います。
〇 担当の皆様方に深く感謝申し上げます。よろしくお願い致します。
〇 いつも御苦労様です。どうぞよろしくお願い致します。
〇 『ジオめぐり』の良い冊子ができましたね。
〇 「銚子ジオパーク市民の会」の皆様に日頃のご活躍、感謝いたします。
〇 一会員として会の活動に参加・協力してまいりたいと存じます。
  引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
〇 新型コロナの関係で、集会やツアーがむずかしい状況ですが、
  いつか普通の日常が戻るまで頑張って下さい。
〇 御苦労さまです。
〇〝銚子ジオパークセンター″(仮称)の建設を‼ 
  現在旧銚子市第八中校舎内にジオパークの資料コーナーとして展示されていますが、
  銚子の全体が展望できる屏風ケ浦の南側にセン ターとして会館設立の検討を‼
〇 ホームページ更新や管理には、ご苦労があるので、管理料が必要と思います。
〇 ご報告、ガイドブック等、ありがとうございます。
〇 海岸清掃、今年度は子ども達を連れて、参加したいと思います。
〇 「祝ジオパーク再認定」 今年も銚子の魅力をたくさんの方たちへお届けしましょう。
  茂木さん、いつも議事録ありがとうございます。
〇 今回をもって退会させていただきます。よろしくお手続きの程お願い致します。
〇 2022年度より都合により『銚子ジオパーク市民の会』を退会させていただきます。
〇 市民の会員増のための方策を具体的に考えるべきでは。
 ご意見、ご提案を頂き、ありがとうございました。



 2020年度活動報告

(2021年5月紙上総会報告資料から抜粋)
 ◇2020年度は新型コロナウイルス感染が拡大し、昨年4/7~5/31と本年1/7~3/14の二度にわたり感染防止のための緊急事態宣言が発出され、室内での多人数の会合、移動の制限、対面活動の自粛などが求められたため、ジオパーク活動が大幅に制限されることとなりました。そのような状況下で、市民の会は以下のように活動しました。  
    
  会員学習会
◇講師による講演会、会員相互の情報交換会、勉強会:室内での講演会や勉強会は、感染防止のため、活動停止となりました。
◇以前から講演を依頼していた「高田川右岸にみられるチバニアンの証拠(仮題)」(農業・食品産業技術総合研究所中里裕臣先生)の講演は、次年度以降に延期となりました。また元千葉科学大学の伊勢崎翼先生の講演会(注1)も延期になるなど、企画を予定していた講演会、情報交換会は活動停止となりました。勉強会10/15に昭和8年制作「市制記念-踊る銚子」、昭和25年制作「黒潮の街-銚子」の映画鑑賞をしました。
 (注1) 伊勢崎翼先生の講演会「銚子の歴史~田中玄蕃を通して(1)~」は
      5月13日実施されました。
◇野外学習会:すべての活動を停止しました。 
◇他ジオパークとの交流:例年開催されていた、日本ジオパークネットワーク(JGN)の全国大会は、10月に島根半島/宍道湖中海ジオパーク/隠岐ジオパークで開催される予定でしたが、次年度に延期されました。同じくJGN関東大会も開催されませんでした。新型コロナウイルス感染禍で、多人数の会合が開催できなくなったため、ZOOMなどのオンラインを使用した会議の開催が他のジオパークで企画されましたので、2/28萩ジオパーク・オンライン・インタープリテーション研修、3/6南紀熊野ジオパークフェスタに市民の会として参加しました。後者では参加ジオパークから「コロナ禍でのジオパーク活動」の紹介があり、銚子ジオパークからも活動報告をしました。その内容はYouTubeで公開されました。 
 会員交流会
◇例年開催されていた、望年会または新年会は開催しませんでした。
 ジオガイドの実施並びにガイド養成支援
◇ジオガイド:第一回目の緊急事態宣言が解除された6/1以降も自粛を継続しましたが、11/1に、感染防御態勢を構築しなおして再開しました。しかし、受注件数はほとんどなく、1月に第二回目の緊急事態宣言が発出されたので、再び受付を停止しました。その結果、有料ジオガイド実施のお客様は18名(前年593名)でした。推進協議会からは7,830円(前年85,350円)の分配金が市民の会に支払われました。前年同様今年度の担当者に分配し、端数(前年度分も含め)は市民の会に寄付することにしました。
◇市民向け無料ジオガイド(月例海岸清掃の後の月例見学会):実施しませんでした。 
◇推進協議会主催のガイド養成講座:認定ガイドを目指す5名に対し、6/27に現地編(地球の丸く見える丘展望館、犬吠埼、屏風ケ浦)の見本となるガイドを担当しました。 
 銚子ジオパーク情報の発信
◇銚子ジオパーク市民の会ニュース:第106号~111号を発行し、各種会議等の参加者に配布しました。市民の会ニュース、活動予定チラシ、ジオパーク関連資料等を5月の総会資料配布時と11月の2回、全会員に郵送または手渡しで配布しました。また犬吠埼テラステラスにある銚子ジオパークビジターセンターにも常時置くようにしました。
 ◇市民の会のホームページ(HP)並びにオフィシャルブログの管理運営:新管理者の下で、新生「市民の会HP」として昨年4/1に評価版を、7/1に新規ドメインを取得して公開しています。当初、旧HPを引き継ぐことを目指しましたが、旧ドメインの継承権が市民の会にあることの証明ができず、やむなく新ドメイン(choshigeopark.com)を取得し、新生「市民の会HP」を立ち上げることにしました。この経験からプロバイダーは地元の(株)東総コンピューターとし、管理者として3名を登録者し3名が対応できるように改めました。プロバイダー変更や旧ドメインと新ドメインの重複期間が生じたことで臨時に経費が発生しました。 
 5    ジオサイトの環境保全
 ◇海岸清掃:新型コロナウイルス感染を避けるため、非接触型電子体温計で体温を確認し、三密を避けながら、屋外の海岸清掃を実施しました。毎月第三日曜日に開催している海岸清掃は、犬吠埼/君ヶ浜で3回、犬岩/千騎ケ岩で2回、屏風ケ浦で2回実施しました。偶数月の第一日曜日に開催している海岸清掃は、長崎海岸のみ1回でしたが、本年から新たに追加した「銚子ジオパークの森」の清掃を2回実施しました。これらはNPO法人ナルク銚子などの他団体並びに個別に参加した市民と共同で実施しました。本年度は保全部会の行事として、屏風ケ浦並びに「銚子ジオパークの森」の整備が行われたので、市民の会も参加しました。その際に、会員の使用した草刈り機の補修、燃料などの費用を負担しました。海岸清掃等の活動参加者は年間延べ408名(前年475名)でした。
 その他 
◇銚子ジオパーク推進協議会関連の各種委員会・部会活動:本年も教育普及委員会・産業観光委員会合同委員会、推進協議会事務局運営会議、基本計画実行委員会、ガイド部会、に委員として参加しました。
 〇ジオパーク関連学校教育支援活動:例年、市内小学校6年生を対象とした、屏風ケ浦見学を理科学習の一部として実施してきましたが、本年はすべての計画が中止になりました。しかし、修学旅行の代替として、ジオパーク見学を兼ねた思い出作りツアーをするという銚子市内並びに旭市内の小中学校の要望があり、以下の通りジオサイトの案内を、推進室のサポート役として担当しました。10/21豊岡小、11/12清水小、11/13船木小、11/26旭市立干潟中、11/27飯沼小、12/1清水小、12/2双葉小、12/7旭市立滝郷小、12/18旭市立矢指小。また、10/22に県立銚子高防災/SDGsジオツアー「銚子の立地がどう未来につながるのか?」のジオツアーでガイドを担当しました。
◇銚子ジオパーク推進協議会主催/市民の会共催の「親子で夏の自由研究ツアー」は開催されませんでした。
◇2020年度市民の会総会:勤労コミュニティーセンターでの開催を見送り、6/9付けで書類の配送並びにはがきによる回答形式により開催しました。配送した会員数は296名、回答者数は145名(うちメールによる回答者数は40名)で会員総数の10分の1以上の参加者数(回答者数)をもって総会成立とみなすという会則を満たしました。承認事項のうち、報告事項[2019年度事業活動報告、収支決算、監査報告]は承認135名、非承認ゼロ、記入なし10名、議案[2020年度事業活動計画(案)、収支予算(案)、役員の選出(案)]は承認139名、非承認ゼロ、記入なし6名で承認されました。また、ご意見/ご提案/メッセージが33通寄せられました。市内外(遠くは大阪市)からの返信をいただき、会場参加形式では実現できなかった会員からのご意見も共有することができました。
◇理事会:ほぼ毎月一回、勤労コミュニティーセンターまたは地域交流センターで開催し、重要な決議事項について協議決定しました(ただし4/5月並びに1月はネットによる開催)。また活動連絡会は、ほぼ一週おきに開催しました。
◇洋上風力発電設置に対する意見書:洋上風力発電事業は2020年に銚子市沖海域が「促進 区域」に指定され、事業者の公募が始まりました。それに伴い、計画段階環境配慮書としての意見書を求められたので、7/28付で、屏風ケ浦が持つ特別な「景観」に配慮してもらいたい旨の意見書を市民の会として提出しました。
 ◇日本ジオパーク委員会による再認定審査:本年度は4年に一度の再認定審査の年であり、11/13~11/15に現地審査が行われました。市民の会は11/13~14のジオサイトにおけるガイドと11/15のヒアリングに対応しました。その結果、2/5付けで同委員会から再認定承認の通知がありました。3/9付けで送付されてきた「第41回日本ジオパーク委員会審査結果報告書」には、『・・・【優れている点】市民によるボトムアップ運営 市民の会などの市民が、推進協議会の各委員会等に参画しており、ボトムアップによるジオパーク運営がなされている。・・・銚子ジオパーク推進協議会は官民36団体から成るが、特に市民の会メンバーは、協議会を構成する委員会、部会、運営委員会等に積極的に関与しており、銚子ジオパークの活動において重要な存在である。この様に、市民活動をジオパーク活動の基礎とすることは、ボトムアップを推奨するジオパーク活動において意義深い』との評価が記載されました。
◇イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン活動:本年度は前期19,800円を受領し、総会の封筒、コピー用紙などの購入に使用しました。後期11,700円は次年度(本年)4月に受領しました。 
  以上  


 


2021年度事業活動計画(案)
(2021年5月紙上総会報告資料から抜粋) 
 銚子ジオパークは前年度実施された日本ジオパーク委員会による審査で、再認定承認されました。これに基づき、銚子ジオパーク推進協議会は、新しい第3期実行計画(2021-2024)を立案しています。そこでは“地球を体感できるまち「銚子」”としてSDGsに準拠した「持続可能な地域社会の創造」を目指しています(添付資料参照)。銚子ジオパーク市民の会は、推進協議会の構成団体の一員として、上記計画を意識し、以下のように2021年度の活動を計画します。
  会員学習会
◇講師による講演会:情報交換会や勉強会:前年度実施する予定であった元千葉科学大学産学連携センター伊勢崎翼先生による「銚子の歴史~田中玄蕃を通して~(1)」は5/13に実施しました。引き続き(2)以降を実施する予定です。また農業・食品産業技術総合研究機構中里裕臣先生の講演「高田川右岸にみられるチバニアンの証拠(仮題)」を推進協議会事務局と共催で再度計画します。それ以外の企画を含め、日程が決まり次第ご案内します。
◇野外学習会:博物館等の見学会:地元での野外学習会は今後の状況を見ながら企画します。バス等を利用した見学会は当面実施できないと考えています。
会員学習会について、ご意見ご希望のある方は運営委員に直接ご連絡ください。
Eメールの連絡先は:you_mogi@tcs-net.ne.jp(事務局茂木宛)です。 
ジオガイドの実施並びにガイド養成講座支援
◇ジオガイド:進協議会事務局から要請を受けた有料ジオガイドについては、前年度と同様、推進協議会事務局との連絡を密にし、新型コロナ感染に注意しながら実施します。
◇無料月例見学会:8月を除く毎月第三日曜日の海岸清掃が終了した後、午前10~12時に、市民または学生向けの無料月例見学会を実施していましたが、当面は停止し、新型コロナ感染禍の状況が改善され次第再開します。
 ◇ガイド養成講座支援:本年度も、推進協議会主催の銚子ジオパークガイド養成講座が開催さ
れる場合には、推進協議会からの要請があれば、講師などを担当します。
 ◇学習支援:ジオパーク関連の学校教育支援活動については、銚子市教育委員会、学校教育関係者、及び推進協議会事務局と連携しながら活動します。
 親子で夏の自由研究:本年開催されれば積極的に参加します。 
各種イベント・他ジオパークとの交流、会員交流会
◇市内外の各種イベント参加:ジオパークの普及啓発活動をするため、市内外の各種イベントに参加します。協議会の他の構成団体とも協力し、ジオ散歩などの連携活動を進めます。
◇他ジオパークとの交流:本年は10/3~10/5に日本ジオパークネットワーク全国大会島根が開催される予定なので、参加する予定です。参加者には例年通り参加費を補助します。
◇市民の会会員の交流会:新型コロナ禍の状況が改善されれば例年のように開催します。
「銚子ジオパーク」情報の発信
◇市民の会ニュース:昨年度と同様、1~2ケ月ごとに発行する予定です。
 ◇市民の会ホームページ(HP):市民の会HPをリニューアルして一年が経過しました。この間、延べ約5千人の方々に閲覧されました。閲覧数を維持拡大するためにはHPの更新が必要です。コロナ禍で活動が縮小されると記事不足につながることが懸念されますが、このような状況下こそ一層ネットを活用した活動が重要であると考えています。会員の皆様の積極的な閲覧並びに投稿をお願いいたします。
 5    ジオサイトの環境保全
 ◇ジオサイト清掃:前年度同様、毎月第三日曜日の午前9~10時に、犬吠埼・君ケ浜、犬岩・千騎ケ岩、屏風ケ浦のジオサイトを、また8月を除く偶数月第一日曜日の午前9~10時に、黒生海岸、海鹿島海岸、長崎海岸、銚子ジオパークの森などのジオサイト清掃を、他団体等と共同で実施します。
 その他 
◇推進協議会の各種委員会・部会活動:教育普及委員会、産業観光委員会、基本計画実行委員会、ジオパーク運営会議、ガイド部会、防災部会、及び保全部会等に参加し活動します。
◇理事会、活動連絡会:本年も原則毎月一回は理事会を開催します。またそれ以外の木曜日には活動連絡会を、勤労コミュニティーセンター又は地域交流センターで開催し、各種活動が円滑に実施できるようにします。活動連絡会は会員の方ならどなたでも参加できますので、お出かけください。理事会はオブザーバー参加も可能です。
◇イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン:活動が再開され次第、本年も参加します。
  以上  
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総会添付資料








銚子ジオパーク市民の会の活動

2019年度活動報告 
 (2020年5月紙上総会報告資料から抜粋)
  会員学習会
講師による講演会、会員相互の情報交換会、勉強会
07/18銚子地方気象台竹 内仁氏による海の日記念公開講演「海の話」 
11/14「第10回日本 ジオパーク(JGN)全国大会in大分」参加報告会、
12/12「JGN関東ブロック大会in伊豆大島ジオパーク」参加報告会、
02/13岩本直哉専門員による「ジオパークってなぁに?
 (再認定に向けて」の室内勉強会をしました)
野外学習会
04/20小高利彦氏「磯の生き物」(長崎海岸)、
06/9国立歴史民俗博物館・佐倉武家屋敷群見学会を実施。 
他ジオパークとの交流
10/31~11/5JGN全国大会in大分(大分市、姫島村、豊後大野市)、
11/17~11/18JGN関東ブロック大会in伊豆大島ジオパークに参加し 交流  
 会員交流会
01/16に「桔梗屋」で新年会を開催しました。 
 ジオガイドの実施並びにガイド養成支援
ジオガイドについては、前年同様、推進協議会事務局からの依頼を受け実施しました。
有料ジオガイド実施のお客様は657名(前年839名)でした。
推進協議会からは85,350円(前年103,915円)が分配金として市民の会に支払われ、前年度の繰越金を含めた金額は市民の会 予算とは別会計として担当者に分配し、端数は次期に繰り越しました。 
市民向けジオガイド(月例見学会)は、8月を除く毎月第三日曜日(3月は中止)に、犬吠埼、犬 岩、屏風ケ浦を無料案内しました。見学者の参加人数は152名(前年128名)でした。 
推進協議会主催のガイド養成講座については、11/30と12/14に現地編を担当しました。 
 銚子ジオパーク情報の発信
毎月1回「銚子ジオパーク市民の会ニュース」を発行し、各種会議等の参加者に配布しました。
 市民の会のホームページ並びにオフィシャル・ブログの管理運営は担当者が急逝されたため、8月以降更新が停止していましたが、後任を決め現在リニューアル準備中です。
「市民の会ニュース」、活動予定チラシ、ジオパーク関連資料等を4月の総会資料配布時と11月の2回、全会員に郵送または手渡しで配布しました。また、犬吠埼テラステラスにある銚子ジオパークビジターセンターにも常時置くようにしました。 
 5    ジオサイトの環境保全
 11、8月並びに2、3月を除く月例見学会実施の前に、犬吠埼・君ヶ浜、犬岩・千騎ケ岩、屏風ケ浦の清掃を、また8月を除く偶数月の第1日曜日に、海鹿島海岸、黒生海岸、長崎海岸の清掃を、NPO法人ナルク銚子などの他団体並びに個別に参加した市民と共同で実施しました。参加者の年間延べ人数は475名(前年501名)でした。7/29に、市民の会並びにナルク銚子の海岸清掃活動に対して銚子海上保安部から表彰状が贈られ受領しました。
 その他 
銚子ジオパーク推進協議会の教育・普及委員会、産業・観光委員会、基本計画実行委員会、
ガイド部会、防災部会、保全部会に委員として参加しました。
銚子ジオパークの森(君ケ浜国有林)設定に伴う調査、美化、保全活動にナルク銚子の会員と共に参加しました。
 ジオパーク関連の学校教育支援活動については、市内の小学校6年生を対象とした、屏風ケ浦見学(一部学校は犬岩又は余山貝塚も)または校内での授業に、推進室のサポート役として参加しました。本年度は、9/10本城小、9/18椎柴小、10/17高神小、10/23清水小、10/24豊岡小、10/30双葉小、11/12船木  小、11/20海上小、11/22豊里小、12/10飯沼小の10校、(明神小は雨のため中止)、合計児童人数は約300名でした。
 市内小学校以外の学校やJGN関係のジオツアーとして、
5/28 JGN第13回全国研修会、5/31市立銚子中、6/13海鹿島保育所、6/22銚子で恐竜探し隊
7/9千葉明徳学園中、7/23東京創価学園小、8/4埼玉県立熊谷西高、9/27市立銚子一中、8/24東京大学地球惑星科学専攻、8/29東京農業大学地域環境学部造園学科、9/26千葉大学教育学部社会科教育、10/20千葉科学大看護学部、10/21県立銚子高防災ジオツアー、11/6千葉県生涯大学校東総学園、2/21公立鳥取環境大学の各ジオツアーでガイドを担当しました。
 市内外で開催されたイベントのうち、4/29余山貝塚美化の会&高田川と共生する会合同イベント、銚子ジオパーク推進協議会主催・同市民の会共催の「親子で夏の自由研究ツアー」(7/20ヤドカリの行動を探る! 7/21貝殻標本を作ろう! 7/25きのこ探検隊! 7/27銚子の火山を見に行こう! 7/30銚子の風を調べよう! 8/3目指せ!化石博士! 8/4目指せ!化石博士!上級編、8/10砂浜の宝石を探そう!)で重要な役割を果たしました。
 8/23~8/26に千葉科学大学で開催された日本第四紀学会2019年大会では、 一般公演開催日昼休みのミニジオツアー(屏風ケ浦)、懇親会(銚子電鉄貸切)、公開シンポジウム並びに普及講演会の会場係・駐車場係、及び「学びの城」ロビーにおけるブース展示、ジオパーク体験巡検を担当し、その役割を十二分に果たして学会関係者から高く評価されました。
 11/9~11/10に開催された燈台ワールドサミットin銚子ではエクスカーションとして犬吠埼周辺、海岸崖地の植物、白亜紀浅海堆積物、屏風ケ浦の案内を担当しました。推進協議会主催の銚子ジオ散歩として1/11「海岸植物なるほど観察会」を担当しました。
 軽トラ市、若宮八幡宮例大祭、サイエンスアゴラ2019、イオン銚子しおさいプラ ザでの銚子ジオパーク祭り、銚子マルシェなど毎年恒例のイベント、並びに上記燈台ワールドサミットで、化石レプリカつくりなどを担当し、銚子ジオパークの宣伝活動をしました。
 2019年度市民の会総会は6/1に勤労コミュニティーセンターで開催されました。総会記念講演は慶応義塾大学経済学部准教授生物学教室メンバーの糟谷大河先生により「銚子の生物はどこから来たか~銚子の生物多様性とその保全に向けて~」というタイトルで行われました。
 理事会は月に一回、市民センター、勤労コミュニティーセンター、地域交流センターで開催し、重要な決議事項について協議決定しました。
 年末年始及び3月を除くほぼ毎週の木曜日に活動連絡会を開催し、各種活動の調整、連絡、協議、情報交換を実施しました。
 毎月11日に開催される「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」活動に参  加し、支援金(商品券)上期18,600円、下期19,800円を受領しました。これはイオンで購入できる事務用品や月例清掃・見学会などで使用する飲料品の購入に使用しました。   
  以上
  

 2018年度活動報告 
   銚子ジオパークをより深く理解し、楽しみ、盛り上げるために、2018年度は下の活動しました。
  会員学習会
講師による講演会、会員相互の情報交換会、勉強会:5/31加瀬靖之氏「一ノ島付近の古銅輝石安山岩」、6/14栗林武則氏「利根川水運と銚子」、7/12宮内敏氏「濱宅家所蔵資料の紹介」、9/13伊藤小糸氏「下総台地に古代部族の影を追う」、10/18加瀬靖之氏・伊藤修二氏「顕微鏡で見よう 銚子の砂」、2/7秋田大学大学院教授林信太郎氏「キッチン・ジオ実験グループワーク」、3/11銚子ジオパーク学識顧問桂雄三氏「ガイドのスキルアップ」、などの室内勉強会をしました。
野外学習会
5/19加曾利貝塚・千葉県立中央博物館見学、12/19「チバニアン・濃溝の滝」見学、のバスツアーを実施しました。
他ジオパークとの交流
10/6~8日本ジオパークネットワーク(JGN)全国大会(アポイ岳ユネスコ世界ジオパーク)、2/2~3 JGN関東ブロック大会in筑波山地域ジオパーク、に参加しました。 
 会員交流会
9/6に「あぐり」で納涼会、1/24に「犬吠埼ホテル」で新年会を開催しました。
 ジオガイドの実施並びにガイド養成支援
ジオガイドについては、前年同様、推進協議会事務局からの依頼を受け実施しました。ご案内したお客様の総数は2,061名(前年2,230名)でした。そのうち有料ジオガイド実施のお客様は839名(同1,801名)でした。推進協議会からは 103,915円(同221,631円)が分配金として市民の会に支払われました。その金額は市民の会予算とは別会計として、担当した会員ごとに集計して分配し、端数は次期分配金に繰り越しました。
市民向けジオガイド(月例見学会)は前年同様、8月を除く毎月第三日曜日に、犬吠埼、犬岩、屏風ケ浦を順番に無料案内しました。一般見学者の参加人数は128名(前年181名)、千葉科学大学の参加学生は139名でした。
 ガイド養成講座については、推進協議会が主催する「銚子ジオパーク講座」の基礎編で、「ジオガイドの実際」として「利根川舟運の話」、「銚子ジオパークミュージアム紹介」の講師を担当しました。実地編は、新たにジオガイドを目指す受講生については協議会事務局の学芸員が担当し、すでにジオガイドになっている人のスキルアップ講師を市民の会で担当しました。またガイドのスキルアップとして、協議会主催の、小野香織氏によるガイドの話し方指導を受けました。
 銚子ジオパーク情報の発信
毎月1回、「銚子ジオパーク市民の会ニュース」を発行し、各種会議等の参加者に配布しました。
「市民の会ニュース」、活動予定チラシ、ジオパーク関連資料等を4月の総会資料配布時と9月の2回、全会員に郵送または手渡しで配布しました。
市民の会のホームページ並びにオフィシャル・ブログの管理運営をしました。
「市民の会ニュース」、活動予定チラシ、ジオパーク関連資料等を4月の総会資料配布時と9月の2回、全会員に郵送または手渡しで配布しました。 
 5    ジオサイトの環境保全
 月例見学会実施の前に、犬吠埼・君ヶ浜、犬岩・千騎ケ岩、屏風ケ浦の清掃を、また8月を除く偶数月の第1日曜日に、海鹿島海岸、黒生海岸、長崎海岸の清掃を、ナルク銚子などの他団体並びに個別に参加した市民と共同で実施しました。参加者の年間延べ人数は501名(前年約520名)でした。これらの活動日時は事前に、毎月発行される「広報ちょうし」に掲載しました。
 その他 
銚子ジオパーク推進協議会の教育・普及委員会、産業・観光委員会、基本計画実行委員会、ガイド部会、防災部会、保全部会に委員として参加しました。また防災ジオツアー、屏風ケ浦保全活動に参加し、重要な役割を果たしました。
ジオパーク関連の学校教育支援活動については、市内の全小学校6年生を対象とした、屏風ケ浦見学(一部学校は犬岩又は余山貝塚も)または校内での授業に、推進室のサポート役として参加しました。本年度は、9/19椎柴小、10/17高神小、10/31双葉小、11/13本城小、11/15清水小、11/19豊岡小、11/20春日小、11/21海上小、11/26豊里小、12/11飯沼小、12/12船木小の11校、合計約370名でした。
 市内小学校以外の学校教育支援としては、6/27に海鹿島保育所園児の海岸探検、6/15千葉明徳中3年生の校外学習、7/24東京創価小6年生の校外学習、7/30熊谷西高、11/30香取市立八都小、12/18鹿嶋市立波野小の校外学習支援に対応しました。
市内外で開催されたイベントのうち、5/10に犬吠埼で開催された「地質記念の日」イベント、6/11に開催された推進協議会主催「下総台地と人々の暮らしをたどるジオツアー」、7/21、7/28、7/29、7/30、7/31、8/2、8/10に開催された推進協議会主催・市民の会共催の「親子で夏の自由研究ツアー」で重要な役割を果たしました。
犬吠埼温泉協議会主催のジオカフェ、銚子市観光協会主催のジオ散歩、軽トラ市、さんさんフェスタ、若宮八幡宮例大祭出店、恐竜ミュージアムin千葉、ラストサマー、サイエンスアゴラ2018、銚子セレクト市場感謝祭、イオン銚子しおさいプラザでの銚子ジオパーク祭り、銚子マルシェ、などのイベントに参加し、銚子ジオパークの宣伝活動をしました。
 2018年度市民の会総会は4/28に勤労コミュニティーセンターで開催されました。総会記念講演は千葉大学海洋バイオセンター准教授菊地友則先生により「海辺の生き物の暮らしと環境」というタイトルで行われました。理事会は月に一回、青少年文化会館会議室で開催し、重要な決議事項について協議決定しました。また年末年始を除くほぼ毎週の木曜日に活動連絡会を開催し、各種活動の担当者調整、連絡、事前協議、情報交換を実施しました
 毎月11日に開催される「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」活動に本年も参加しました。本年度の支援金(商品券)は上期23,300円、下期17,300円でした。これらはイオンで購入できる事務用品や月例清掃・見学会などで使用する飲料品の購入に使用しました。           
  以上

 2017年度活動報告 
  会員学習会
銚子ジオパークをより深く理解し、楽しみ、盛り上げるために、2017年度は以下のように活動しました。
講師による講演会、会員相互の情報交換会、勉強会:4/20赤塚弘美氏「北総四都市江戸巡り」、6/8千葉科学大学八田珠郎氏「鉱物の良い面と悪い面」、7/13千葉市埋蔵文化財調査センター西野雅人氏「貝塚から見える縄文人の暮らしと好み」、9/14宮内敏氏「伊能忠敬の銚子測量について」、10/19根本富夫氏「銚子の蝶と温暖化により銚子に住み着いた蝶」、12/21大利根博物館・前飯岡小学校長伊豆守彦氏「我らの波止」、1/18岩本直哉氏「古東京湾って何だ-チバニアン・後期更新世の銚子の様子-」を開催しました。
野外見学会:11/19伊藤修二氏「屏風ケ浦野外見学」、3/24赤塚弘美・保立得造・山本佳臣氏「和田不動尊~旧西廣家住宅へ」を開催しました。
他ジオパークとの交流:10/25~27日本ジオパークネットワーク(JGN)全国大会(大潟男鹿半島ジオパーク)、2/17~18南紀熊野ジオパークフェスタにそれぞれ参加しました。 
 会員交流会
12/14に「大徳ホテル」で望年会を開催し、会員相互の親睦と情報交換をしました。
 ジオガイドの実施並びにガイド養成支援
ジオガイドについては、前年同様、推進協議会事務局からの依頼を受け実施しました。実施回数は90回(前年76回)、約2,230名(同2,230名)のお客様を案内しました。そのうち有料ジオガイド実施回数は71回(同66回)、1,801名(同1,177名)でした。推進協議会からは 221,631円(同129,114円)が分配金として市民の会に支払われました。その金額は市民の会予算とは別会計として、担当した会員ごとに集計して分配し、端数は次期分配金に繰り越しました。
市民向けジオガイド(現地見学会)は前年同様8月を除く毎月第三日曜日に、犬吠埼、犬岩、屏風ケ浦を順番に無料案内しました。一般見学者の参加人数は181名(前年165名)、千葉科学大学の学生は159名でした。
 ガイド養成講座については、推進協議会が主催する「銚子ジオパーク講座」の基礎編で「ジオガイドの実際」として講師を担当しました。実地編においては、現地見学会などを利用してガイド実習指導を担当しました。
 銚子ジオパーク情報の発信
毎月1回、「銚子ジオパーク推進市民の会ニュース」を発行し、各種会議等の参加者に配布しました。また、市民の会のホームページ(HP)並びにオフィシャル・ブログの管理運営をしました。「市民の会ニュース」はHPにカラー版で掲載しました。
昨年3月に千葉ポートタワー市民ギャラリーで展示した「ジオツアーで訪ねる銚子ジオパーク」の展示物を、4/20~5/9イオン銚子しおさいプラザ、6/18~銚子ポートタワーで展示しました。
「市民の会ニュース」、活動予定チラシ、ジオパーク関連資料等を4月の総会資料配布時と9月の2回、全会員に郵送または手渡しで配布しました。 
 5    ジオサイトの環境保全
月例見学会実施の前に、犬吠埼・君ヶ浜、犬岩・千騎ケ岩、屏風ケ浦の清掃を、また8月を除く偶数月の第1日曜日に、海鹿島、黒生、長崎海岸の清掃を、ナルク銚子などの他団体並びに個別に参加した市民と共同で実施しました。参加者の年間延べ人数は約520名(前年約300名)でした。
 その他 
銚子ジオパーク推進協議会の教育・普及委員会、産業・観光委員会、基本計画実行委員会、歴史文化基本構想検討委員会、防災部会に委員として参加しました。

ジオパーク関連の学校教育支援活動については、市内の全小学校6年生を対象とした、屏
風ケ浦見学(一部学校は犬岩又は余山貝塚も)または校内での授業に、推進室のサポート役として参加しました。本年度は、10/11双葉小、10/18椎柴小、10/20高神小、10/24明神小、11/13本城小、11/14清水小、11/15春日小、11/22豊岡小、12/12飯沼小、12/13船木小、12/19海上小、12/20豊里小の12校、約380名でした。
中学校は1/30銚子3中の野外授業として屏風ケ浦、犬岩見学を担当しました。
市外の学校として5/11千葉明徳中、7/24東京創価小、12/5東庄町石出小の野外学習に対応しました。
市内外で開催されたイベントのうち、5/5犬吠埼で開催された「地質記念の日」イベント、6/11に開催された推進協議会主催「下総台地と人々の暮らしをたどるジオツアー」、7/21、22、23、26及び8/1、5、8に開催された推進協議会主催・市民の会共催の「親子で夏の自由研究ツアー」、3/28「春のキャベツとダイコンまるごと体験ジオツアー」で重要な役割を果たしました。
犬吠埼温泉協議会主催のジオカフェ、軽トラ市、7/16おもてなしCHIBAプロジェクトin九十九里・外房、7/29・30若宮八幡宮例大祭出店、8/26ラストサマー、11/25・26サイエンスアゴラ2017、1/28銚子セレクト市場感謝祭、2/24銚子ジオパーク祭り、3/4地域まるごと発見フェスタ、3/18銚子マルシェ、などのイベントに参加し、銚子ジオパークの宣伝活動をしました。
 本年度も月に一回(4、12月以外は第4木曜日)、理事会を青少年文化会館会議室で開催し、重要な決議事項について協議決定しました。また、年末年始を除くほぼ毎週の木曜日に活動連絡会を開催し、各種活動の担当者調整、連絡、事前協議、情報交換を実施しました。
 毎月11日に開催される「イオン幸せのイエローレシートキャンペーン」活動に本年も参加しました。本年度の支援金(商品券)は上期20,400円、下期23,300円でした。これらはイオンで購入できる事務用品あるいは月例清掃・見学会などで使用する飲料品代等に使用しました。        
  以上

 2016年度活動報告 
  会員学習会
銚子ジオパークをより深く理解し、楽しみ、盛り上げるために、①講師による講演会、会員相互の情報交換会、勉強会、②野外見学会、博物館等の見学会、③他ジオパーク等との交流会、等を以下のように実施しました。
① 講演会は、6/9堺敬生氏「翔天の詩-銚子飛行場と陸軍特攻隊」、9/8伊藤猛氏「銚子瓦を
かえりみて」、10/13鶴岡繁氏「銚子沖合産のオキナエビス」、11/24岩本直哉氏「四国における帯状配列の地層体」、1/12千葉科学大学加瀬ちひろ氏「不思議な動物ハクビシン」、を実施しました。また3/25山本佳臣氏による「川口神社のはなし」の会員勉強会を実施しました。
野外見学会は、12/1千葉県立中央博物館岡崎浩子氏による「銚子の堆積層は何を語る」、
博物館見学会は、5/13千葉県立中央博物館見学「石材が語る-火山が作った日本列島」、を実施しました。
他ジオパークとの交流として、10/10~12日本ジオパークネットワーク(JGN)全国大会(伊豆半島ジオパーク)、11/20~21 JGN関東地区大会(下仁田ジオパーク)、2/12~13南紀熊野ジオパークフェスタにそれぞれ参加しました。また11/4 筑波山・桜川地域振興会ジオパーク研修団の来訪を受け、その返礼として2/24 同ジオパークの桜川市を訪問、3/4 下北ジオパークとの情報交換会を行いました。 
 会員交流会
8/18に「犬吠埼ホテル」で納涼会を、12/15に「あぐり」で望年会を開催し、会員相互の親睦と情報交換をしました。
 ジオガイドの実施並びにガイド養成支援
ジオガイドについては、前年同様、推進協議会事務局からの依頼を受け実施しました。実施回数は76回、約1,400名のお客様を案内しました。前年度からジオガイドが市内教育関係ガイドを除き有料化されましたが、本年度の有料ジオガイド数は66回、1,177名でした。推進協議会からは129,114円が分配金として市民の会に支払われました。その金額は市民の会予算の2016年度雑費収入には計上せず、別会計として、有料ガイドを担当した会員延べ数で分割し、担当した会員ごとに集計して支払い、端数は次期に繰り越すこととしました。
市民向けジオガイド(現地見学会)は前年同様8月を除く毎月第三日曜日に、犬吠埼、犬岩、屏風ケ浦を順番に案内しました。一般見学者の参加人数は年間165名でした。
ガイド養成講座については、推進協議会が主催する「銚子ジオパーク講座」の基礎編で「ジオガイドの実際」として講師を担当しました。実地編においては、現地見学会などを利用してガイド実習指導を担当しました。
 銚子ジオパーク情報の発信
毎月1回、「銚子ジオパーク推進市民の会ニュース」を発行し、各種会議等の参加者に配布しました。また、市民の会のホームページ並びにオフィシャルブログの管理運営をしました。
「市民の会ニュース」はHPにカラー版で掲載しました。
5/22幕張で開催された、日本地球惑星科学連合総会2016のパブリックセッション「ジオパークへ行こう」で銚子ジオパークを口頭紹介、3/1~3/31には千葉ポートタワー市民ギャラリーで「ジオツアーで訪ねる銚子ジオパーク」の展示紹介をしました。
「市民の会ニュース」、活動予定チラシ、ジオパーク関連資料等を4月と9月の2回、全会員に郵送で配布しました。
 5    ジオサイトの環境保全
 月例見学会実施の前に、及び再審査直前に、犬吠埼、犬岩、屏風ヶ浦、黒生海岸等のジオサイト清掃を、ナルク銚子などの他団体並びに個別に参加した市民と共同で実施しました。参加者の年間延べ人数は約300名でした。
 その他 
銚子ジオパーク推進協議会の教育・普及委員会、産業・観光委員会、基本計画実行委員会、歴史文化基本構想検討委員会に、委員として参加しました。
本年度はジオパーク認定4年目の再審査が実施され、11/18の現況報告並びにヒアリング、現地ガイド(地球の丸く見える丘展望館、屏風ケ浦、犬岩、外川漁港と街並み、犬吠埼)、懇親会、11/19現地ガイド(余山貝塚)、審査講評のそれぞれに参加または担当しました。

ジオパーク関連の学校教育支援活動については、市内の小学校6年生を対象とした、屏風ケ浦見学(一部学校は犬岩又は余山貝塚も)または校内での授業に推進室のサポート役として参加しました。本年度は11/18高神小、12/12双葉小、12/13飯沼小、12/15清水小、12/16船木小、12/19本城小、1/17豊里小、1/18豊岡小、1/19椎柴小・猿田小、2/8明神小、2/22海上小、2/23春日小の13校、約450名でした。高神小学校は11/18に行われたジオパーク認定再審査の現地ガイド審査を兼ねて実施しました。
市内外で開催されたイベントのうち、5/29に開催された推進協議会主催「下総台地と人々の暮らしをたどる-余山貝塚、船木古墳めぐり-」、7/21、23、26、30及び8/6、7に開催された推進協議会主催・市民の会共催の「親子で夏の自由研究ツアー」、3/29の「春休みの親子でまるごとキャベツ体験ジオツアー」で重要な役割を果たしました。また、ジオカフェ、軽トラ市、ラストサマー、犬吠埼灯台イベント、イオンしおさい広場イベント、若宮八幡宮例祭出店、ジオパークフェスタ、ちばI・CHI・BA、サイエンスアゴラ2016、などのイベントに参加し、銚子ジオパークの宣伝活動をしました。
本年度も月に一回(4、12月以外は第4木曜日)、理事会を青少年文化会館会議室で開催し、重要な決議事項について協議決定しました。また、年末年始を除くほぼ毎週の木曜日に活動連絡会を開催し、各種活動の担当者調整、連絡、事前協議、情報交換を実施しました。
 毎月11日に開催される「イオン幸せのイエローレシートキャンペーン」活動に本年も参加しました。本年度の支援金(商品券)は上期23,200円、下期32,900円でした。これらはイオンで購入できる、事務用品あるいは月例清掃・見学会などで使用する飲料代等に使用しました。        
  以上

 2015年度活動報告 
  会員学習会
銚子ジオパークをより深く理解し、楽しみ、盛り上げるために、①講師による講演会、会員相互の情報交換会・勉強会、②野外見学会、博物館等の見学会、他ジオパーク等との交流会、等を以下のように実行しました。
講師による講演会、並びに会員相互の情報交換会:講演会は、5/14千葉科学大安藤生大教授「渡米報告」、6/11同大植木岳雪教授「銚子市高神低地におけるボーリング掘削調査」、7/9伊藤修二氏「飯岡石を求めて」、9/10小松繁氏「日本考古学の黎明期の中の余山貝塚」、10/8高森良文氏「銚子空襲の記録」、12/10岩本直哉氏「四国における帯状配列の地層体」、2/4犬吠埼ブラントン会代表幹事仲田博史氏「犬吠埼灯台-日本近代化の一断面-」を実施しました。会員相互の情報交換会は、5/14山陰ジオパーク訪問報告、6/11三笠ジオパーク訪問報告、7/9白滝ジオパーク研修会報告、1/14日本ジオパークネットワーク関東地区大会報告、1/21同全国大会霧島大会参加報告、を実施しました。
野外見学会:11/1小松繁氏「下海上國野尻郷集落址の消長と野尻古墳群」、3/22千葉県立中央博物館高橋直樹氏「銚子ジオパーク地質遺産巡検-銚子の地層は何を語る?」。上記①と②の企画に関しては企画委員会(伊藤小糸、川原、椿、保立、宮内敏氏)が立案折衝しました。
他ジオパーク等との交流:5/27筑波山地域ジオパーク構想市民部会の来訪、6/21伊豆半島ジオパークガイド協会の来訪、10/27日本ジオパークネットワーク全国大会(霧島大会)参加、2/13南紀熊野ジオパークフェスタ参加、をしました。 
 会員交流会
12/8に望年会兼交流会をカフェマリーナで実施しました。参加人数は33名で、関東大会の活動を慰労し、会員相互の親睦と情報交換をしました。
 ジオガイドの実施並びにガイド養成支援
ジオガイドについては、前年同様、推進協議会事務局からの依頼を受け実施しました。実施回数は3月末現在で66回、約1,500名のお客様を案内しました。本年からジオガイドが一部有料化されましたが、有料ジオガイド数は10回、191名でした。推進協議会からは    33,687円が活動支援金として市民の会に支払われましたが、その活用については入金が遅かったこともあり、保留となりました。教育関係者を除き全てのガイド参加者から保険料を受領することになり、保険料受け取り代行をしました。
市民向けジオガイドは前年同様8月を除く毎月1回第三日曜日に、犬吠埼、犬岩、屏風ケ浦を順番に案内しました。
ガイド養成講座については、推進協議会が主催する「銚子ジオパーク講座」の基礎編で「ジオガイドの実際」として講師を担当しました。実地編においては、現地見学会や実習指導などを利用してガイド指導を担当しました。「銚子ジオパーク講座」基礎編を修了した会員については、本人の申し出に応じ、市民の会から一人あたり500円の補助金を出すことを理事会で決定し、希望者24名に支払いました。
 銚子ジオパーク情報の発信
毎月1回、「銚子ジオパーク推進市民の会ニュース」を発行し、各種会議等の参加者に配布しました。また、市民の会のホームページ並びにオフィシャルブログの管理運営をしました。なお、2014年度までのHP維持管理費が清算されていなかったので、2015年度予備費から79,837円を支払いました。
「市民の会ニュース」は毎月理事会などの会議の席上配布しましたが、それ以外に活動予定チラシ、ジオパーク関連資料等と共に4月と10月の2回、全会員に送付しました。
 5    ジオサイトの環境保全
月例ジオツアー実施の前に、及び関東大会直前に、ジオサイト等の清掃を、「ナルク銚子」などの他団体並びに個別に参加した市民と共同で実施しました。
 その他 
銚子ジオパーク推進協議会の教育・普及委員会、産業・観光委員会、基本計画実行委員会、及び関東大会実行委員会等の委員として、積極的に参加しました。
11月に開催された日本ジオパーク関東ブロック大会銚子大会に関しては、事前の準備、当日の運営、バーチャルジオツアー、ポスター展示、分科会、ジオツアーにおいて、重要な役割を担い、高い評価を受けました。

ジオパーク関連の学校教育支援活動については、銚子市教育委員会並びに市内小学校の先生方との事前準備に参加し、2月1日から24日の間に市内小学校12校、合計約450名の6年生を対象とした屏風ヶ浦校外見学または校内での実験等の授業を支援しました。本年度は2/1清水小、2/2明神小、2/3高神小、2/4椎柴小、2/5本城小、2/9豊岡小、2/10船木小、2/12春日小、2/15豊里小、2/22双葉小、2/23海上小、2/24飯沼小の合計12校、約450名でした。
市内外で開催されたイベントのうち、1/24 SLイベント、6/7さんさんフェスタ、7/18、29、30、及び8/2、29に開催された夏休み自由研究イベント、3/20銚子みなと町にぎわい市、などに参加し、広報または支援活動をしました。
本年度も毎月一回、理事会を青少年文化会館会議室で開催して、重要な決議事項について協議決定しました。また、年始を除く毎週木曜日活動連絡会を開催し、各種活動の担当者調整、連絡、事前協議を実施しました。
 毎月11日に開催される「イオン幸せのイエローレシートキャンペーン」活動に本年も参加しました。本年度の支援金(商品券)は上期19,800円、下期28,900円でした。これらはイオンで購入できる、事務用品あるいは、月例見学会などで使用する飲料代、関東大会に出展した「かまぼこ板ジオカルタ」の材料購入等に使用しました。
  以上

 2014年度活動報告 
 2014年度は主に以下の(1)~(8)の事業活動を行いました
  基礎講座、マスター講座、現地講習会
本年も千葉科学大学と共催して、基礎講座、マスター講座、現地講習会を安藤生大教授主宰により開催しました。
基礎講座は5/8、5/15、5/22、5/29、6/5、6/12、6/19、6/26、7/3、7/10の10回実施しました。
マスター講座は10/2、10/9、10/16、10/23、10/30、11/6の6回実施しました。
本年度のマスター講座修了者は8名でした。現地講習会は5/18、6/15、7/20、10/18、11/8、11/22に実施されました。
本年度は安藤生大教授のほかに、植木岳雪教授(5/22)、縫村崇行助教(7/3)、糟谷大河講師(7/10)が担当されました。担当の先生方並びに、2011年度より4年間、本講座を主宰していただいた安藤生大教授に、厚くお礼申し上げます。
市民の会主催の勉強会・見学会・交流会
7/17に水産工学研究所中山哲(あき)巖(よし)氏による講演会の実施しました。
 7/19に産総研地質標本館見学並びに特別講演参加を実施しました。
 学研出版の「銚子のずかん」を50部購入し主にマスター講座修了会員に配付しました。
  6/8に安藤生大先生教授就任祝賀会を開催しました。
  11/18に保立得造氏による飯岡植物観察勉強会を開催しました。
 12/4に市民の会忘年会を開催して親睦を深めました。
 ジオツアー並びにジオガイドの実施
推進協議会事務局他から要請されたジオツアーのジオガイドを実施しました。本年度は91回、1,919名のお客様をご案内しました。
  毎月一回開催される月例ジオツアーではジオガイドを担当しました。
  9/23に市民の会会員の11名が銚子ジオパーク推進協議会認定ガイドに認定され、認定式が行われました。
 前年度末の3月21~23日に実施された学研教育出版・銚子電鉄共催の「ラボトレインin銚子」においては、市民の会会員がガイドの実施、サポーターとして活躍したので、学研から201,000円の対価が支払われました。
市民向けジオガイドは前年同様8月を除く毎月1回第三日曜日に、犬吠埼、犬岩、屏風ケ浦を順番に案内しました。
 ジオサイトの清掃活動
月例ジオツアー実施の前に、ジオサイトの清掃を、他団体と共同で実施しました。
月例ジオサイト清掃・ジオツアーの参加者の利便と健康を考慮して、簡易テント一式を購入しました。
 5    銚子ジオパーク推進協議会の運営活動への参画
推進協議会の教育・普及委員会、産業・観光委員会、及び基本計画実行委員会の委員として参加し、また看板設置作業部会、子供用パンフレット作成作業部会、ジオパーク商品開発作業部会、ガイド認定作業部会に参加し活動しました。
 6 そ他の団体との交流並びに共同活動
毎月第三日曜日に開催された軽トラ市、4/20千葉科学大学創立10周年感謝会屏風ヶ浦ジオツアー、5/3~5犬吠埼灯台点灯140周年記念ジオツアー、にそれぞれ参加しました。
 ②   4/22~23に秩父ジオパークを20名で訪問し交流を深めました。
 ③   7/26、7/31、8/3~4、8/7、8/9に開催された「親子で夏の自由研究ツアー」、3/28に実施された「親子でキャベツまるごと体験ジオツアー」などのイベントでは会員がスタッフとして重要な役割を果たしました。
 ④  9/27~30日本ジオパーク全国大会(南アルプス)、発表並びに意見交換等をしました。
 ⑤   9/30~10/1太古の絆シンポジウム-約2億年前の地層でつながるジオパークの仲間たち-(秩父)、発表並びに意見交換等をしました。
 ⑥  10/28~29ジオパーク関東大会(箱根)、発表並びに意見交換等をしました。
 ⑦  2/22~23南紀熊野ジオパークフェスタ(串本)、発表並びに意見交換等をしました。
 ⑧  11/27千葉科学大学とのCOC連携協定に調印しました。  
 7  学校教育支援活動への参画
 ① 本年度も、6/30三中、9/19双葉小、10/17飯沼小、10/24明神小、10/31清水小、11/11高神小、11/14春日小の学校教育支援活動に参画しました。また市外の千葉明徳義塾中学校の学校教育支援にも参画しました。
 8 管理運営並びに広報活動
本年も毎月一回、市民センターで理事会を開催しました。また、活動連絡会を、ほぼ毎週木曜日に開催し、各種活動の連絡並びに担当者を決め実行しました。
 ②  毎月一回、「銚子ジオパーク推進市民の会ニュース」を発行し、講座、並びに各種会議等の参加者に配布しました。「市民の会ニュース」等の活動報告、講演会の案内、及びジオパーク関連資料等を全会員へ5月と10月に送付しました。
 ③  市民の会のホームページ並びにオフィシャルブログの管理運営をしました。本運営に関しては、専用パソコンの立替代金について、過去に遡り本年度の予備費で清算しました。
 ④  毎月開催された「イオン幸せのイエローレシートキャンペーン」活動に参加し、ボランティア団体支援商品券を上期18,700円、下期21,400円受領しました。商品券で文房具・事務用品、携帯用救急セット、月例清掃活動時の飲料等を購入しました。
  以上

 2013年度活動報告 
2013年度は以下の事業活動を行いました
 千葉科学大学との共催による基礎講座、現地講習会、及びマスター講座が
安藤生大准教授により実施されました。 
<基礎講座>場所:千葉科学大学マリーナキャンパス講義棟2101教室
         日時:下記月日(木曜日)14:55~16:25
①5月 9日、②5月16日、③5月23日、④5月30日、⑤6月 6日、⑥6月13日、⑦6月20日
⑧6月27日、⑨7月4日修了試験。⑩7月11日修了証書授与(16名)。
<現地講習会>
①5月25日:屏風ヶ浦(含学生)、②6月22日:犬吠埼(同)、③7月20日:犬岩(同)、
④11月16日:トンビ岩とポートタワー、⑤12月19日:粟島台遺跡と余山貝塚。
 ③  <マスター講座>場所、曜日、時間は基礎講座と同じ。
①10月3日:犬岩・愛宕山ジオサイトの解説とガイドポイントの解説
②10月10日:犬吠埼ジオサイト(以下前項と同じ)
③10月17日:屏風ヶ浦ジオサイト(以下同)
④10月24日:ポートタワー/トンビ岩(以下同)
⑤10月31日:余山貝塚/粟島台遺跡ジオサイト(以下同)
⑥11月7日:まとめとマスター講座修了証書授与(10名)。
市民の会主催の勉強会・見学会
マスター講座修了者の、継続的な勉強または活動を促進する目的で、本年度からマスター
講座修了者を主な対象とした勉強会・見学会を実施しました。
マスター講座修了者だけでなく、本年度の基礎講座・マスター講座受講者にも声かけました。
7月11日:加瀬康之氏講演会「東日本大震災と旭・銚子地方の津波」
7月26日:千葉県立中央博物館見学会
8月28日:植木岳雪氏講演会「地質調査の仕方と地質図のできるまで」
9月27日:産業技術総合研究所地質標本館見学会
12月19日:赤塚弘美氏講演会「粟島台遺跡と余山貝塚」
1月17日:茨城県立自然博物館見学会
2月20日:山田雅仁氏講演会「銚子の気候と気象」
ジオツアー並びにジオガイドの実施
月例ジオツアーを毎月第四土曜日10時から開催しました。開催日については2014年1月より毎月第三日曜日に変更し、月例ジオツアーの主催については2014年2月より、市民の会から推進協議会に移行、「広報ちょうし」に開催通知を掲載するようにしました。推進協議会事務局ほかから委託され、ご案内したジオガイド付のツアー参加者は、年間で1,017名(3月20日現在)、月例ジオツアー参加者は564名(同)に達しました。     
 銚子ジオサイトの清掃活動
上記月例ジオツアーの前に、ジオサイトの清掃を、NPO法人ナルク銚子などと共同で実施しました。市民の方々の個人参加もいただきました。
 5  銚子ジオパーク推進協議会の運営活動への参画
銚子ジオパーク推進協議会の産業・観光委員会、教育・普及委員会、基本計画実行委員会、及び各種作業部会に参加し、積極的に意見を述べるなどの活動をしました。
 6 そ他の団体との交流並びに共同活動
市内で開催された各種イベントに参加し、イベントを盛り上げると同時に銚子ジオパークの認知度を高める活動をしました。
参加した主なイベントは、きんめ鯛祭り、銚子音楽祭、サンマ祭り、軽トラ市など。
 ② 銚子ジオパークの出前プレゼンを海匝地区保育士会、東京銚商会、銚子東ロータリークラブ、愛宕町町内会で実施しました。
 ③  夏休み期間中に4回開催された「銚子ジオツアーで夏休み自由研究♪」では、千葉科学大学、銚子旅館組合とともに中心的活動をしました。
 ④  11月3~4日に水戸市で開催された「ジオパーク関東大会in水戸」には、市民の会から6名が参加しました。
 ⑤ 1月19~20日に開催された、秩父まるごとジオパーク運営委員会による銚子ジオパーク交流見学会では、市民の会は屏風ヶ浦、愛宕山、犬岩、犬吠埼のガイドを担当し、交流を深めました。
 ⑥  3月21~23日に開催された、学研・銚子電鉄共催の「ラボ・トレインin銚子」、ではガイド等を担当しました。
 ⑦  3月29~30日に開催された日本地理学会銚子巡検ではガイド等を担当しました。 
 7  学校教育支援
 ① 千葉科学大学安藤准教授が銚子市教育委員会から受託した小中学校の地学分野学校教育支援活動に協力して、屏風ヶ浦ジオサイト見学並びに教室実習の支援をしました。
本年度に市民の会が参画した学校教育支援活動は、銚子3中(7月2日)、5中(2月17日)、2中(2月19日)、豊里小(9月12日)、清水小(10月4日)、豊岡小(10月11日)、飯沼小(10月18日)、舟木小(12月6日)、春日小(2月20日)、神栖市太田小(2月27日)でした。
 8 管理運営並びに広報活動
本年毎月一回(5~3月)、市民センターで理事会を開催しました。
月一回の理事会では活動の管理運営をすることが難しいため、会員誰もが参加できる活動連絡会を、ほぼ毎週木曜日に市民センターで開催し、ガイドほか各種活動の担当者などを決め実行しました。活動連絡会で協議、決定、実行された事項または実行計画は、月次の理事会に報告し、事後または事前承認を得るようにしました。
 ② 毎月一回、「銚子ジオパーク推進市民の会ニュース」を発行し、基礎講座、マスター講座、及び各種会議出席者に直接配布しました。2月には全会員に向け市民の会ニュース、活動報告、及び各種資料を郵送しました。
 ③  銚子ジオパーク推進市民の会のホームページ並びにオフィシャルブログの管理運営をしました。またジオガイドの報告書ファイル、情報、及び活動記録DVDなどを共有するために、google 共有driveを開設しました。
 ④ 毎月11日に開催された「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」活動に参加、ボランティア団体支援として商品券を、上期23,800円、下期32,700円受領しました。受領した商品券は、書類印刷用品、ジオサイト清掃用品などの購入に使用しました。会計処理は別枠とし、理事会にその内容を報告しました。
  以上  


 2012年度活動報告 
2012年度は以下の(1)~(7)の事業活動を行いました
 千葉科学大学と共催による基礎講座と現地見学会を安藤生大准教授並びに
学内外講師により行い、マスター講座を坂本尚史教授並びに学内外講師により実施しました。
<基礎講座>場所:千葉科学大学マリーナキャンパス講義棟2208教室、
       日時:木曜日 19:00~20:30。
第1回(4月19日)地球の歴史。
第2回(4月26日)海岸地形のでき方、琥珀の話(山田勝彦氏)。
第3回(5月17日)島原ユネスコ会議報告、堆積岩の分類とでき方。
第4回(5月24日)堆積構造。
第5回(5月31日)地層の重なりと地殻変動。
第6回(6月7日)古銅輝石安山岩について。
第7回(6月14日)マグマの発生と火成岩の分類(坂本尚史教授)。
第8回(6月21日)地磁気と海洋底拡大。
第9回(6月28日)プレートテクトニクス、修了試験。
第10回(7月5日)まとめと修了証書授与(千葉科学大学赤木学長)をしました。
当初予定していた後期基礎講座は開催しませんでした。
8月23日銚子地方気象台課長佐々木泉氏による月例勉強会「地震と津波」を実施しました。
<マスター講座>
場所:千葉科学大学講義棟2208教室、日時:木曜日19:00~20:30
第1回(10月25日)ハザードマップのできるまで・できてから
(千葉科学大学准教授藤本一雄氏)。
第2回(11月22日)猿田神宮縁起について(猿田神宮宮司猿田正城氏)。
第3回(12月20日)地質学会関東支部会・第四紀学会銚子巡検報告(伊藤修二氏)、
ジオガイドワークショップⅠ屏風ヶ浦ジオガイド(小玉健次郎氏)。
第4回(1月24日)伊能忠敬(宮内敏氏)、
ジオガイドワークショップⅡ犬吠埼、愛宕山、夫婦ヶ鼻ジオガイド(伊藤小糸氏)。
第5回(2月28日)房総半島の地質の全体像と銚子地域の地質の特徴
(千葉県立中央博物館高橋直樹氏)。
第6回(3月22日)粘土の話(坂本尚史教授)、
マスター講座修了証書授与(千葉科学大学赤木学長)をしました。
現地見学会並びにジオガイドツアーの実施
現地見学会並びに市民の会主催の月例ジオガイドツアーを開催しました。市内外のジオパークに興味のあるお客様へのジオガイドツアーは合計35回(約1,200名)に達しました。認定後はジオガイドツアーの申し込みが増えたため、申込み窓口を、原則として銚子ジオパーク推進協議会事務局としました。3月30日に親子を対象にしたジオウォークラリーを犬吠埼から酉明浦地域で実施しました。
ジオサイトの清掃活動
上記現地見学会、月例ジオガイドツアー、現地審査実施等の前に、ジオサイトの清掃を、他団体と共同で実施しました。
銚子ジオパーク推進協議会の運営活動への参画
銚子ジオパークを日本ジオパークネットワーク(JGN)の正会員に認定してもらうために、銚子ジオパーク推進協議会事務局が行う活動に積極的にかかわり、その推進に寄与しました。
4月23日に提出した認定申請書作成支援、5月20日の公開審査時に応援部隊として出席、
8月の現地審査にむけて、事務局内に設置された審査対応プロジェクトチーム活動への参加をしました。また銚子市青少年文化会館拠点整備を支援し、8月29、30日の現地審査当日は9ヵ所のジオサイトでジオガイド(19名)を行いました。その結果、9月24日にJGN正式会員に認定するとの発表があり、認定に至るまでの本会の貢献が高く評価されました。本会設立時から、銚子ジオパーク啓蒙推進活動を続けてきた千葉科学大学安藤生大准教授並びに工藤忠男会長を中心とする本会の活動に対し、銚子市制80周年記念式典(2月11日)で銚子市より「貢献賞」が授与され、坂本尚史教授が代表受賞しました。
 5  他の団体との交流並びに共同活動
市内で開催された各種イベントに参加し、イベントを盛り上げると同時に銚子ジオパークの認知度を高める活動をしました。
主な参加イベントは、きんめ鯛祭り、銚子音楽祭、南中そーらん祭り、サンマ祭り、薪能、全国醤油サミット、銚子SL祭り、などです。
また8月17、18日には銚子市旅館組合と千葉科学大学による「銚子ジオツアーで夏休み自由研究♪」を共催しました。
毎月11日に開催された「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」活動に参加、ボランティア団体支援として商品券(前期27,500円+後期27,700円)を受領(後期分は予定)しました。
11月19日に茨城県北ジオパークを訪問し、ジオガイドに説明してもらい、先方のガイド、事務局と交流しました。
2月18日には茨城県北ジオパークのインタープリタ研修会行事の一環として銚子ジオパーク交流見学会が行われ、市民の会は犬吠埼と屏風ヶ浦のガイドを担当しました。
推進協議会の一員である銚子市旅館組合の会合に出席し、銚子ジオパークの出前プレゼンと屏風ヶ浦ジオサイトの見学会をしました。
 6 銚子ジオパーク推進市民の会ホームページ、オフィシャルブログの管理運営
銚子ジオパーク推進市民の会のホームページ並びにオフィシャルブログの管理運営。 
 7  学校教育支援
 ① 千葉科学大学安藤准教授の主宰する市内小中学校の地学学習支援活動に協力して屏風ヶ浦ジオサイト見学、並びに教室実習等の学習支援をしました。本年度市民の会が参画した学習支援活動は、飯沼小、高神小、椎柴小、舟木小、3中、1中でした。
 
  以上  
   


 一目で分る銚子ジオパーク市民の会の活動
第13回日本ジオパーク全国大会in関東が銚子をメイン会場として2023年10月28、29日に
開催された際、ポスターセションで発表されたものである。
 ポスターセッション
 
屏風ケ浦マルシェ ブース
  
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   銚子ジオパーク市民の会