銚子ジオパーク市民の会

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お待ちしておりますお便りのページお待ちしております
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  皆既月食の時に見られた天王星食   
 
小玉健次郎会員撮影 ( 2022/11/08 銚子市愛宕山東麓にて )
 
 
  11月8日の皆既月食の時に見られた月による天王星の食の写真です。
天王星が月の後ろに隠れるのではなく、月が天王星の前を横切ります。
月が20分ほどの間に移動していることが分かると思います。
300mmの望遠でもこれだけの写真が撮れたのはやはり皆既月食で月が暗かったためと思うと、
442年ぶりの貴重さが感じられます。 
 
   
    2022年11月8日皆既月食と1580年以来442年ぶりの惑星食(天王星)
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   寒中の遊歩道散策2024  
   
伊藤修二さんから送られたお便り(2024/1/8)
 
 
   明けましておめでとうございます。
今日の午前中、寒かったのですが、久しぶりに遊歩道を
散歩しました。観光客はチラホラと見かけました。
崖際の藪では小鳥が元気に飛び回っていました。
ご笑覧ください。
 
     
  寒中の遊歩道散策2024 
 
2024/01/08
屏 風 ケ 浦
蜃気楼・小鳥
ウインドサーフィン
完成まじかの防潮提
 
     
 
 
 
     
  犬吠埼4月の花   
   
伊藤修二さんから送られたお便り(2023/4/19)
 
  今日(4月19日)、好天に誘われて久しぶりに
犬吠埼付近を散歩し、植物を観察しました。
開花している植物は少なかったですが、灯台前広場の端に
コケリンドウ(?)のかわいい花をみつけました。
シャリンバイ(?)は満開です。
ご笑覧ください。
(植物名はよく分かりませんので、間違っていたらご指摘ください) 
 
                 
 
犬吠埼4月の花
 
     
   
 
      
   屏風ケ浦で予期せぬ大崩落!  
   
伊藤修二さんから送られたお便り(2023/3/16)
 
   最近、屏風ケ浦で大崩落が発生しました。長さ約90m、高さ約40mの大崩落です。
これまでに屏風ケ浦で確認した最大の崩落は長さ約40m、高さ約20mでした。
大崩落は畑の際まで達したようですが、幸いに被害はありませんでした。
 この場所には消波堤がなく、これまでもしばしば崩落が発生して いましたが、
この大崩落を見たときには驚きました。
昔の屏風ヶ浦ではこのような崩落が頻発していたのだろうと思います。
ご笑覧ください。
 
 
 
 
 
   
 
   
 
   
 
   
 
 
 
 
     
     
     
  初霜画像ご笑覧下さい   
    
伊藤修二さんから送られたお便り(2022/12/16)
 
  今朝の気象情報で銚子の初霜のコメントがあったので、
早速、我が家の雑草庭園を見たらやはり初霜でした。
ちなみに昨年は12月20日でした。ご笑覧ください。 
 
 
 
     
     
  今年も屏風ケ浦にアサギマダラ発見! 越冬地が付近に?  
   
伊藤修二さんから送られたお便り(2022/10/27)
 
 
 昨日(10月27日)、アサギマダラを探しに磯見川へ出かけました。
昨年は10月下旬、荒天後のさわやかな晴天、という条件でした。
昨日はそれらの条件がそろったので出かけたわけです。
期待はしていませんでしたが、なんと同じ場所でアサギマダラを見つけたのです。
昨年の場合、迷い蝶かもしれないと思ったのですが、
渡りの中継地、ひょっとして越冬地が付近にあるのではないかと思えてきました。
ただ、確認した個体数が昨年と同じく、今年も一匹であることが気になります。
いつかアサギマダラの乱舞する光景をみたいものです。
 
     
   
 
 
   
     
 
 
 
     
     
  今日(10月11日)の朝焼けです   
   
伊藤修二さんから送られたお便り(2022/10/11)
 
   今日(10月11日)の朝焼けです。
目を覚ましたら空が妙な色なので、東を観たら朝焼けでした。
早速撮影しました。ご笑覧ください。
 
     
 
 
 
 
 

 
   


 
     
  犬吠埼周辺の植物  
 
伊藤修二さんから送られたお便り(2022/6/28) 
 
 
  昨日(6月28日)、海が穏やかなので犬吠埼を散歩しました。
ちょうどハマナデシコが開花していました。
 防護壁法面の植栽については糟谷先生講演会でも話題になりました。
植生がどのように変化するか、興味があったのでときどき記録しています。
現在は法面植栽と海岸植物が混生しているようです。
 ご笑覧ください。
 
     
   
  ハマナデシコが開花していました  
 

 
 
 
 

    

  台地の上                今の法面              工事完了時の法面


工事後の植栽               2021年10月               2022年6月


現在は法面植栽と海岸植物が混生しているようです


 
   
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  2022年:初日の出の風景  
 
伊藤修二さんから送られたお便り(2022/1/1) 
 
 
  明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
初日の出の風景です。月は新月に近くて有明月でした。
最近このような配置の初日の出はなかったと思います。
犬吠埼なら、初日・灯台・月をセットで撮影できたかもしれません。ご笑覧ください。 
(ネット情報から)
有明の月とは:”夜が明けても残っている月の総称”です。
有明月である月齢15~月齢29の月は夜が明けても空に月が残って見ることができます。
月齢0(新月)と月齢14(満月)は有明の月には含まれません。
暁月とは:空に見える特定の形の月の名称を表したもので、
月の満ち欠けの周期が始まって26日目の月を”暁月”と呼びます。
 
     
   
  有明月(矢印位置)           有明月                初日の出1  
 
初日の出2                         初日の出3
 
 
  稲荷神社              庚申塚1              庚申塚2  
 
 
     
     
  アサギマダラ in 屏風ケ浦 (磯見川周辺)   
 
伊藤修二さんから送られたお便り(2021/10/30) 

 
 
   
日(10月30日)は風も弱くさわやかな天気なので、磯見川付近を散歩しました。
アザミにとまっている蝶を見つけたので撮影しました。
かなり接近して撮影できました。
 帰宅して早速PCで確認したら、翅の一部が半透明で淡い水色なので、
ひょっとしてアサギマダラではないかと思い、調べたらどうも当たりのようです。
実は以前からこの蝶を見かけてはいたのですが、
「浅葱色」という色はもっと濃い水色(新撰組ユニフォームのだんだら模様)を想像していて、
この蝶がまさかアサギマダラだとは思ってもいませんでした。
この季節に見かけるということは、渡りではなく越冬するのでしょうか
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 ~ウィキペディア情報より~
◇アサギマダラ(浅葱斑、学名:Parantica sita)は、チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科に分類されるチョウの1種。翅の模様が鮮やかな大型のチョウで、長距離を移動する。
◇成虫の前翅長は5 - 6 cmほど。翅の内側が白っぽく、黒い翅脈が走る。この白っぽい部分は厳密には半透明の水色で、鱗粉が少ない。
◇和名にある「浅葱」とは青緑色の古称で、この部分の色に由来する。翅の外側は前翅は黒、後翅は褐色で、ここにも半透明水色の斑点が並ぶ。
 
 
 


 
 
     
  ノスリ(猛禽類)のホバリング in 屏風ケ浦   
 
伊藤修二さんから送られた動画(2021/03/18) 


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動画再生:上のノスリ画像をクリックします(約1分20秒)
 
     
   屏風ヶ浦を散歩していたら、崖の上空で猛禽類(ノスリ)が餌を探してホバリングしていました
弱い南風が崖上に吹き上がるためか、ホバリングしやすかったのかも知れません
面白かったので録画しました。
 
   



 
 
 
 
  新春の小鳥たち in 屏風ケ浦   
   伊藤修二さんから送られた画像です(2021/01/08)  
 


 
  小鳥の名前はpontaさんから情報を頂きました。皆さまからの情報などを参考に構成しました。  
       
 
シジュウカラ
◇スズメ目シジュウカラ科。春を告げる鳥で市街地でもなじみの小鳥。日本を含む東アジア、ロシア極東に分布。 全長は15㎝前後で、羽を伸ばすと22㎝、体重は11~20g。

 
シジュウカラ
 ◇体色は上部は青みがかった灰色、黒色のものも存在。喉から胸部にかけて黒い斑紋がある。くちばしの色は黒色。雄は雌に比べ模様がはっきりとしていて、サイズもやや大きい。
 
     
 
シジュウカラ 
◇寿命は1年半ほど、一部の亜種を除いて留鳥。人をあまり怖がらない野鳥で春先に目にすることが多い。黒いネクタイをしたように胸に黒いネクタイのような模様を持った小鳥。  
 
アオジ
◇全長16cm。スズメより少し大きい小鳥。頭は暗緑色で、目の周りは黒色。背は暗褐色で、胸・腹は緑がかった黄。冬に来て春先まで姿を見せる。
 
       
 
メジロ
◇冬によく見かける。 春夏秋はなかなか見つからない。メジロは全長12cm前後、羽を広げると約18cmほどの小さな鳥。日本、インドネシア、大韓民国、東ティモール、フィリピン。 
 
メジロ
 ◇目の周りの白い輪は光沢のある白い羽で、背は緑ぽい色が特徴的。オスとメスはほぼ同色、オスはお腹の中央に黄色の線があり、顔の前面部と下尾筒の黄色味が強い。
 
     
 
ジョウビタキの♀ 
◇冬鳥に渡鳥。体長は13.5-15.5 cm、体重13-20 g。メスは頭が淡褐色。胸から腹、尾にかけては橙色。翼は黒褐色だが中ほどに白くて細長い斑点あり、平地からの低山の林の中に生息。冬は人里や都市部の公園などでも見られる。

 
ジョウビタキの♂
◇スズメより少し小さい。オスは頭上が白く、目の周りが黒いのが特徴。胸から腹、尾にかけては橙色をしている。甲高い声と軽い打撃音の「カッ」という声を組み合わせた特徴的なものである。火打石を打ち合わせる音に似ている。冬に庭先にやっ来る。
 
 







   
 
キセキレイ
◇水辺に生息、全長は20cm、長いしっぽ。頭から背中にかけて灰色で目の上の白い線が特徴的。胸から腹部が黄色。繁殖期は夏、黄色が鮮明になりオスは喉が黒くなる。オスとメスはほぼ同色。

 
イソヒヨドリ♀
 ◇スズメ目ヒタキ科。アフリカとユーラシアに分布。海岸や岩山で見られる。ヒヨドリに似ているがヒヨドリ科でない。体長は23cmほど。頭から翼にかけてのダークブルーが美しい。
 
 

  
 
 







  

  
 
~楮の皮一枚で制作する立体作品は世界初~ 
 埼玉県、福士清二さんのお便り(2024/04/07)
 
 
 
漁業の街銚子  祝  大漁・航海安全・商売繁盛・無病息災を祈る 
2年間育てた手漉き和紙の原木「楮(こうぞ)」の皮を剥ぎ
表面の黒皮削いだ一枚の白皮を叩いて繊維を三倍に伸ばす。
風合いの白皮は世界初の縁結び作品に変貌する。
   作:和紙の街 埼玉小川町 海辺人&福士清二

 
   
 ~外川町探訪~ 真鯛 カラー魚拓の先駆者 高尾龍三郎
 埼玉県、福士清二さんのお便り(2023/11/07)
 
 

◇会食した銚子市外川町のカフェ&ギャラリー「ゆうせい丸」で展示作品と出会い感動した。作家:高尾龍三郎(1928~2012)は戦後、台東区上野でフランス料理店を経営し、趣味の釣りから魚拓に手を染めて新しいジャンル色彩美術魚拓の先駆者として今日のカラー魚拓ブームを築いた。
◇所有者は東総地区初の釣り船「勇精丸」を営んでいた外川町(故人)田村精一です。親族が釣り宿をレストランに改装し展示中。住所;外川町4-11162
◇以前、便りページ(2022/08/12)に掲載のカラー魚拓~犬吠埼で夜竿釣「招福すずき」(昭和54年作成)~銚子の作家:林友久は釣り道具店経営のかたわら高尾龍三郎に師事して学んだと語った弟子。真鯛の主な産地:銚子市、いすみ市・・・
  一句 ~ もみじ鯛や 釣って笑顔の えびすさん ~ 詠み手:海辺人
 
 
 
  
~長崎海岸のウチワサボテンの淡黄色の花が咲いています~ 
 埼玉県、福士清二さんのお便り(2023/07/16)
 
◇花弁10枚、開花は6月下旬~8月まで。
外川町・長崎鼻・犬吠埼の海岸線に自生が見られます。南米やタイ・イスラエルなどが原産地。
参考
◇土手に群生のサボテンの下の砂浜前方の海に、16年前に県事業大津波対策工事で漁礁を兼ねた三角錐の大型ブロックが高く積まれました。東日本大震災巨大津波のサボテン被害は少なかったようです。 
    
   
 
~長崎町長崎橋手前の海岸沿い土手に群落するウチワサボテンを見てきました~
埼玉県、福士清二さんのお便り(2023/06/08) 
 
◇長さ50mにおよぶ羊の顔大のサボテンは空、海、畳岩の環境が幸いし、たくさんの花つぼみが見られ梅雨明けには開花し香ることでしょう。楽しみです。
◇サボテンは、近く居住する主婦によれば以前外川漁港の元大型漁船「新昇丸」所有船主であった長崎町居住築140年の古民家の裏庭に自生のサボテが増え続け、トゲが危険で20年前頃に今の場所に全部植移した。サボテンにとっては最良の場所であったようです。サボテンはぐんぐん上にも伸び海を背景に南国の風景を感じていたとご近所の水彩画家は語る。3年前に不明だが、伸びた上部分を伐採し運んでいったと無念の気持ちを話す。
◇外川町から長崎町に向かう車道の海岸沿いの弘法水階段を砂浜に降りる。また、主婦二人からは家屋の裏側の元漁網置場の空き地から高台に登ると、太平洋を望む日和山に赤い鳥居、鯛の大型造形の紀州人長九郎稲荷が遷宮されています。この稲荷ができる以前は古くから海の神様えびすさんの社があり、えびす講で定期的に長崎町の主婦が談話していたそうです。漁業者の減少、ご高齢、社は風化していった。46年前に私の新婚妻が誘われてえびす講に参加し主婦二人とも談話していたようです。サボテンで思いもよらない出逢いです。
お願い:車で見学する方は、長崎橋先の堤防フェンス側の空地に駐車しましょう。
     



 
  ~粋な漆喰画の「鯛」は銚子市植松町西宮神社の外壁に描かれる~
 埼玉県、福士清二さんのお便り(2023/01/3)
 

西宮神社鳥居
◇銚子では珍しい漆喰の鯛は銚子市植松町の西宮神社の外壁に描かれている。鎮守の森の西宮神社は拝殿の中に神がやどる鏡が安置されており神社紋は丸蔓柏紋である。境内は巨木の銀杏が覆い茂っている。◇漁業の神で釣った鯛を抱えるえびすさんへの信仰だ。めでたいといわれる鯛は商売繁盛、福をもたらすもので、祝いの席で食べる習慣がある。国登録有形文化財「旧西廣家住宅」近くの西宮神社は川口神社と和田山不動尊との間に鎮座している。  
柏紋
    
漆喰の鯛左  漆喰の鯛右


 
  ~犬吠埼で夜竿釣「  招福  すずき」~
埼玉県、福士清二さんのお便り(2022/08/12) 
 
神無月、大潮の満月に犬吠埼遊歩道の酉明け浦側トンネル入り口の岩場から夜釣り。
荒波が打ち寄せる上げ潮どきに、岩イソメ餌に電球浮きを遠投。
すると電球浮きが海中へグイグイと引っ張られ、待望の出世魚「すずき」を釣り上げた。
漁村、長崎町に鎮座する えびすさんに 豊魚と漁の無事を報告。
魚を届けた作家は繊細で素晴らしいシルク仕立ての作品に仕上げる。
記念に作品を賜った。

色彩魚拓作家 林友久
 



 
 ~ウミウ200羽の大群が魅力の宝満島に~ 
埼玉県、福士清二さんのお便り(2022/06/23)  
  
鰯は海の米と呼ばれる。銚子沖は豊漁だ
糞で染まる溶岩の宝満島、陽射しでポカポカ温まる
鰯を飲み込んだウミウは濡れた羽を広げ乾かす
夕暮れ、犬吠埼から利根川河口方面へ海面近くを飛翔していく群れが見られる 
 
撮影1987年7月



 
 
~犬吠埼灯台と長崎海岸の溶岩岩礁~ 
埼玉県、福士清二さんのお便り(2022/06/14) 
 
干潮どきに、犬吠埼灯台と長崎海岸沖の宝満島最左端の安山岩とのツーショット写真
この岩礁は2000万年前噴出した溶岩が流動しつつ冷えて固まったもの
風化は見られない
 



 
 
  ~ 岩と荒磯の波・怒る渾身の映像 ~ 
 埼玉県、福士清二さんのお便り(2022/04/19)
 

旅、大風の翌日、犬吠埼の青空に冴える優美な白い灯台の出鼻の下に
荒々しい岩が連なり、砕けてしぶき舞う波も怒っているように見える
灯台と海・太陽・白砂浜は様々な表情を見せる
この砂岩は左側から北帆立岩、南帆立岩と呼ばれ
二つの岩の側面は石材として石切り出された
元々は帆立貝に似た大きな岩礁であったと云われている
~怒涛の荒磯です~ 
 
  
 



 
 
 ~ 壮観なる弧を描く酉明け浦海岸 ~ 
埼玉県、福士清二さんのお便り(2022/02/22)
 
 
満潮の沖合から海鳴り 雄大な大波が押し寄せる
高波の波頭を松林上空から北東の突風が、砂浜からも吹き上げしぶき舞う
辺りの海面はしぶきでぐるぐる渦を巻く 圧巻だ!
霞む家並みは、えびすさん氏子の漁村長崎町
犬吠埼灯台側からの怒涛景観に観光客は興奮のひと時
 
  
酉明け浦                  犬吠灯台下


 


~ ほととぎす 銚子は国の とっぱずれ ~
古帳庵句碑を訪ねて
埼玉県、福士清二さんのお便り(20 21/11/21) 

 
 飯沼山円福寺(寺領三十石)、境内の山門をくぐるり本堂に対し右側に句碑がある。
建立 天保12年(1841)
 
 
句碑拓本(右)と解読文(中) 
   資料:越生町教育委員会「古帳庵 鈴木金兵衛をめぐって」
      関根昌吾著「銚子の碑探訪・古帳庵の句碑について」
◇古帳庵(こちょうあん)俳号:本名鈴木金兵衛、豪商、埼玉県入間郡越生町黒岩出身、天明元年(1781)生まれ。同地区の古刹龍穏寺(百十石)には修行僧、修験者が大勢いた。山本坊(五十石)もあった。写経んの需要が増え周辺では手漉き和紙産業が急速に拡大した。◇古帳庵は古帳類買い入れ所(古紙回収業)を越前松平福井藩江戸屋敷に近い霊岸島→日本橋小網町で営み財をなした。福井藩直轄の越前和紙は日本一の生産地。再生した浅草紙は需要が多い。(参考:PC検索「鎧(よろい)の渡し小網町」)
文政13年1830年に日本国中神社仏閣巡拝の旅に出る。
◇正木龍民(本名荒木鎖吉、福井藩の書家で句碑の揮毫)、浅草並木町で海苔商、
  唐様書家で字は菁羊、号を玉淵堂 別墨斎、称 四朗右衛門。
◇10代、田中玄蕃貞矩:豪商、ヒゲタ醬油、隠居して順治と名乗る、俳号 百路
 



   「磯明ける」 日本画画家 渡辺 学  
  埼玉県、福士清二さんのお便り(2021/11/12)  
 
     
  「磯明ける」について
銚子在住であった渡辺画伯は福祉事業チャリティーに毎年絵画を寄贈されていました。
絵を購入できたことにホットしました。
この「日の出」は銚子の海鹿島か犬吠埼で観られ、
東映オープニング「荒磯の波」のモデル岩に似ていたからでした。
この絵は最後の提供作品になりました。(没年平成12・11・11) 
 
 

 
     
    
 
  真夏の犬吠埼灯台  
  埼玉県、福士清二さんのお便り(2021/8/04)

 
     
   
撮影:7月23日
紅花カンナは例年より綺麗に豪華に咲いています
 
 

 
     
     
     
   長崎海岸風物詩  
  埼玉県、福士清二さんのお便り(2021/5/20) 



 
   
夕暮れの長崎港
銚子沖に潜る夕陽ゆらり・きらり
輝く波、集落は茜色に染まる
 
長崎海女のげのリ風物詩
杵島隆氏評
白黒の作品は少ない、カラーであれば陰気なイメージを与えがち
作者の選擇眼は素晴らしい(昭和51年2月撮影)
 
 


 
 
   
   夕暮れの一ノ島灯台  
   埼玉県、福士清二さんのお便り(2021/04/27)



 
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  犬吠埼灯台前白いポストへの投函日が国重要文化財指定日  
  埼玉県、福士清二さんのお便り(2021/3/25)  
   


 
      
(長崎海岸より撮影)
  
 ◇  犬吠埼灯台(1基2棟)が国指定重要文化財に2020年12月23日(文の日)に指定されました。 
 ◇  左は灯台前の白いポストから投函したものです。その投函日が重要文化財指定日と重なったことを後で知り
驚いています。  
 消印は重要文化財指定で2020/12/23日です。
(銚子海上保安部宛に送った物のコピーです) 
 

 
 
 
  東映オープニングシーン「荒磯に波」のモデル岩写真  
   埼玉県、福士清二さんのお便り(2021/2/25)



 
  40年以上前、私が撮影した「荒磯に波」のモデル岩の写真です
市民の会ニュース109号「ビジターセンターのもてなし」加瀬久美子さんの記事中に
「東映オープニングシーン「荒礒に波」のモデル岩も犬吠埼崖下にある事など説明すると
目を輝かせ見てきまーす」を読んでモデル岩の投稿を思いつきました
写真は「荒磯に波」の撮影場所がどこか知られていない頃のものです 
 
 
「荒磯に波」は犬吠埼で撮影され、いくつかのバージョンがあるようです(管理人)
 
 

 
 
     
   銚子長崎海岸で見つけた奇岩 2  
  埼玉県、福士清二さんのお便り(2021/2/26、3/6,25、4/27,5/8,5/20) 

 
     
     
       
   1               2               3  
      
4               5               6
    
7               8              9
撮影場所:1,2,3,4,5,6,7,9長崎海岸ぼでおろし岩、8長崎橋近く
          
  


     
       
   
タフォニ
 
   
タフォニ
 
ポットホール
 
       
       
  長崎海岸は奇岩がいっぱい   
 

 
 
   銚子長崎海岸で見つけた奇岩1  
   埼玉県、福士清二さんのお便り(2021/2/16)



 
   
無事カエル岩
撮影場所:銚子長崎海岸

恐竜の卵?
撮影場所:銚子長崎海岸
 
 

 
 
  銚子市:長崎海岸風景   
   埼玉県、福士清二さんのお便り(2021/2/1)



 
  銚子の皆様、こんにちは こちらは待望の恵み雨が降りました。
露地栽培の「とちおとめ」「玉葱」「のらぼう菜」は大喜びです。
有機栽培で山のミネラル湧き水に拘って育てます。
毎年5月の連休に打ち上げられた、のげのリ・ワカメを拾い、
乾燥保存して肥料として使用しています。
5月末には美味しい磯味の玉葱が収穫できます。
凍てつく2月に入ると銚子市長崎海岸で
地元海女さん参加で、のげのリ採取風景が見られます。
 
   銚子市:長崎海岸風景 
 
     
  とっぱずれカップル
撮影場所:長崎海岸ぼでおろし岩
宝 満
撮影場所:長崎鼻海岸
   

 
  銚子ジオパークで「縁結びホールを見つけよう!!!  
岩亀神様と空魚のデート
 
   埼玉県、福士清二さんのお便り(2020/12/27)



 
  銚子市:長崎鼻海岸で見つけた💛ホール。  

💛の真ん中は「日本海形成時の秘密を
 秘めた溶岩か?

◇長崎鼻は恐竜時代の1億年前の地層です。
◇長崎海岸の東側に位置する小島、宝満は
 約2000万年前に溶岩が固まってできた
 千葉県唯一の現地性の火山島です。
◇海岸には溶岩が固まってできた
 ガス抜けの無数の穴が空いた安山岩が
 多くあります。

◇撮影場所:長崎鼻、照射灯台近く、
 投稿者のコメント:簡単には見つかりません
 (管理人):まだ確認していません。
   銚子市:長崎町海岸で見つけた💛ホール  
      岩亀神様と涼し気な真夏の空魚の 
      デートです 
 

◇夏の陽射しは神秘的な魚を!!
 干潮の水面を泳ぐ恋の出会い物語。

◇亀の甲羅はタホニー模様。

◇投稿者コメント
 銚子ジオパーク最高のパフォーマンスです!

◇撮影場所
 銚子市長崎海岸ぼでおろし岩 


  長崎海岸のご案内
 
   漁師さんは海亀を豊漁の使者と呼ぶ    
 

 
 
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~~~ 春は「どん.ふる.ふく」  ~~~
 グータラ隠居さんからのお便り(2024/02/28)
 

  
   いつもの雑談で、おじゃまします。
  ◇今週木曜日(2.29)は「うるう日」。
   21世紀になってから
   5回の「うるう日」、毎回荒れた空模様。
  ・2004年 九州大雨
   佐世保市:124mm
  ・2008年 全国的強風
   東日本以西、南風が吹き気温上昇。
   根室市:流氷接岸初日
  ・2012年 関東大雪
   前橋市:17cm、宇都宮市:16cm、
   横浜市:5cm、東京都  :2cm
   銚子市:雨、千葉市:ミゾレ
 
    天気図  関東の大雪(2012.2.29 09時)
  ・2016年 北日本猛吹雪
   北日本は大雪と暴風、西~東日本は雨。苫小牧市:毎秒32.6m 西日本は雨、鹿児島県は激しい雨。
   枕崎市:1時間38mm
  ◇さて今年の「うるう日」。
   本州の南岸を低気圧が東進、いわゆる「南岸低気圧」が予想されており、西〜東日本では広く雨や
   雪が降りそうな気配。
   南岸低気圧が東の海上へと進んだ後、冬型の気圧配置が強まり、強い寒気の南下も考えられます。
   低気圧通過で「曇(どん)天、雨が降る(ふる)、風が吹く(ふく)」を繰り返す春の天気。


  
 
  ~~~ 辰年、春の大雪~~~
  グータラ隠居さんからのお便り(2024/02/18)
 

  ◇関東では2月15日、昨年よりも半月ほど早く春一番が吹きました。銚子市あたりは、毎秒15mを超える南西の風が吹き荒れ、気温も20℃近くまで上昇。でも春はまだ浅く、余寒厳しき日にも見舞われる季節です。
◇一周り前の辰年、2012(平成24)年の2月18日、夜明け前に関東の南海上を低気圧、いわゆる『南岸低気圧』が東進(天気図)。
◇銚子地方気象台(銚子市川口町)では3cmの雪が積もり、これは1984(昭和59)年の3cm以来28年ぶりの記録。一方、下総台地の我が家のあたりは17cmの積雪、雪国の風景(☚写真)となりました。
 

 
 大雪2 _2012.2.18 大雪3_ 2012.2.18   天気図 2012.2.18 09時
 
  
  ~~~ 冬景色深まる~~~
 グータラ隠居さんからのお便り(2023/12/10)
 
 
イチョウとバラ 
◇旬日ほどで冬至(12.22 )を迎える下総台地、冬の景色が深まってきました。
◇今年は秋から初冬にかけての寒暖差が大きかったためでしょうか、いつになく紅葉(黄葉)が綺麗に感じます。
◇一方、木の葉の衣を脱ぎ捨てたケヤキ、わずかに葉を残すユリノキ、
木々のこずえが大空に広がる冬木立も美しく思える。
 
 
 ケヤキ ユリノキ   カエデ
 
 
 ~~~ 立冬近し~~~
 グータラ隠居さんからのお便り(2023/11/03)
 
   
   ユリノキ ケヤキ   ハゼ  
     
 
 
  ~~~ 七夕と豪雨 ~~~
 グータラ隠居さんからのお便り(2023/07/04)
 
   ♫笹の葉のさらさら 軒端にゆれる♫  間もなく七夕ですね。
◇ひこ星(牽牛)とひめ星(織女)が年に一度の出会いの日と伝えられています。
この出会いは旧暦七月七日のこと、今年は8月22日(夫婦の日)。生涯変わらぬ固い男女の約束『七夕のちぎり』を交わされた読者も多かろうど存じます。このような甘酸っぱい思い出のない私、無粋にも「七夕豪雨」のことを思い出してしまいます。
◇昭和49(1974)年7月1日、沖ノ鳥島付近で発生した台風8号は発達しながら北上、沖縄から対馬海峡を抜けて日本海へと進み、8日夕方には北海道に達しました。
この台風の影響で梅雨前線の活動が活発化、四国から関東地方南部にかけて大雨となり、特に静岡県では24時間の降水量が500mmを超え、大きな被害が発生しました。
千葉県でも200mmを超える大雨となりましたが、幸いにも大きな災害が発生することはありませんでした。
7月は梅雨も末期、豪雨が多発する季節です。
また近年、地球温暖化に起因すると言われる記録的な大雨などがあちらこちらで発生するようになって『異常気象が異常ではなくなりつつある』とも言われています。
特に、停滞する梅雨前線に台風が接近するときは厳重な警戒が必要です、気象情報に注意しましょう。
 
天気図 昭和49(1974)年7月7日9時(気象庁提供)
 
 
 
 
  ~~~ グータラ隠居の「グータラ」調べ ~~~ 
  グータラ隠居さんからのお便り(2023/06/22)
 
  自称「グータラ隠居」の私、フトしたことから「グータラとは?」との思いから手元の辞書をめくってみました。
辞書:ぐうたらとは、ぐずぐずしていて働く気力のないさま。愚かでたるんでいること。また、その人。
隠居:うん、なるほどなるほど、納得
辞書:ぐうたらは江時代から使われている言葉。ぐうたらの「ぐう」は「愚(ぐ)」の長音化したもの、
「たら」は「弛む」などの基になる「たる」が変化したもの
隠居:なぁ〜〜るほど
辞書:スコットランドの一部で、怠けることを「グウタル」、怠け者を「グウタラー」と呼ぶ、それらを語源とする説もある
隠居:えっ!我がご祖先様はスコットランドから?
辞書:スコットランドの一部地域の言葉だが、江戸時代に日本に伝わった経緯が不明、
ぐうたらの語源とは考え難い
隠居:なぁ〜〜んだ
○おまけの一言:NHKラジオ、土曜日の昼どき、12時45分からの「国語辞典サーフィン」がおもしろい 
 
  

 
 ~~~ そろそろ台風の話かな ~~~ 
 グータラ隠居さんからのお便り(2023/05/22)  
 
 
  ◇千葉県を直撃台風、上陸日時の早い2位、銚子の暴風は5月の1位
◇気象衛星ひまわりの画像を観ると、グアムの南東海上を北西に進む台風2号の見事な渦巻(写真 ひまわり)。このあたりは世界でも海水温の高い海域(図1 海面水温)。台風2号はこの水温の高い海域を西へ進みつつ勢力を強めると予想されています(図2 進路予想)。
◇ここで思い出されるのが、58年前の5月27日房総半島南部に上陸(図3 経路図)、銚子市の北側をかすめて鹿島灘へと去った昭和40年の台風6号。この台風は「上陸日時の早い台風第2位」として、その時の銚子における暴風は、5月としての第1位(南の風 毎秒38.4メートル)として記録されています。
◇ 今年も台風の季節を迎えました。「台風は秋のもの」との先入観を持たず、台風情報に注意しましょう。
◇蛇足ですが、前述の台風(昭和40年台風6号)に関連した記事が、銚子ジオパーク市民の会ニュース106号2ページには、上陸日時が早い台風ベスト5が、113号2ページには笑い話(甘酸っぱい台風の思い出)が掲載されています。ご笑覧ください。☆写真や図は、気象庁とJTWCのホームページから引用。
気象衛星ひまわり 海面水
進路予想 図3 経路図
 

   
 
 ~~~ 子供の日 ~~~ 
 グータラ隠居さんからのお便り(2023/05/05)  
 
 
  ◇ 1サクラや山吹、ツツジ、筍が終わり、バラや百薬、雪ノ下、ブラックベリーなどが咲き始めました。夜明け前からウグイスなど、多彩な野鳥たちが賑やかに囀り、揚羽蝶たちも盛んに飛び交う風景に変わりつつあり、ホトトギスの鳴き始めが待たれる、明日(5.6)は立夏の下総台地です。
◇余談になりますが、今日(5.5 )は端午の節句。由来については多々あるようですが、もともとは、男の子の誕生を祝うとともに、その健やかな成長を祈る日。江戸時代に、端午の節句が『五節句』の一つとして幕府の式日となり、江戸時代の中期には、男子のいる町家でも武家を真似て祝うようになったそうです。
◇旧暦の5月(現在の暦では6月頃)は高温多湿、伝染病のまん延や害虫被害などの季節でもあることから、古来、この日を薬取りの日として薬草の菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)を摘んで軒下に飾ったり、菖蒲湯に入ったりするなどの風習になった、と言われております。ちなみに5月5日はこどもの日『こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する国民の祝日』として、1948(昭和23)年に制定されました。
 
 
シャクヤク バラ ブラックベリー ユキノシタ

  
 
 ~~~ 桜咲く:銚子市某所(2023年3月21日春分の日) ~~~ 
グータラ隠居さんからのお便り(2023/03/21)  
 
 
  ◇ 1週間前(3.14)に、東京で平年よりも10日早い開花で、今春のサクラ(染井吉野桜)開花がスタート。
◇今朝(3.21:春分の日)我が家のサクラ、あちらの枝に数輪、こちらの枝にも数輪と開花しました。
これは2012~22年の平均(3.29)よりも8日早く、昨年(3.30)よりも9日早い開花で、
一昨年の3月20日に次ぐ2番目に早い開花でした。
◇早い開花の記録
1位: 2021.3.20   2位: 2023.3.21  3位: 2013.3.22   4位: 2000.3.24、2018.3.24
◇ちなみに、これら開花の早い年の満開日は3月27日~4月2日でした。 かなりの幅(ばらつき)があるのは、
開花から満開までの天候、菜種梅雨の動向に左右されからなんでしょうね。
◇さて花見の宴、いつにしましょうか ?
 
 
 
 
 ~~~ 銚子市誕生日(1933(S8)年2月11日)の空模様 ~~~
 グータラ隠居さんからのお便り(2023/02/02) 
 
 
  ◇立春(2.4)が目前となりました。来週土曜日(建国記念の日)には銚子市誕生90周年を迎えます。そこで誕生日の空模様を天気図や銚子測候所(現.銚子地方気象台)の気象観測記録などで調べてみました。
◇天気図からは、カムチャッカ方面からの不連続線が、銚子の沖合いまで伸びて停滞していたようです。このため終日雲に覆われ、太陽が顔を見せることも無く、未明から昼前にかけてと、夜にも小雨が降り、1年のうちでも海面水温が最も低くなるこの時期、鹿島灘から吹きつける風は冷たく、 時には秒速10メートルを超える疾風~雄風、最高気温も9度とどかず、寒々しい一日だったように推察されます。
◇余談ですが、私が小学校に入学したのは昭和29年4月1日。佐野卯一郎校長先生(卯年生まれ?)のお話『猿田小学校は今日、椎柴村立から銚子市立となりました・・・』なぜかこの部分だけを鮮明に覚えています。子供にとっても銚子市となることが超ビックな出来事だったんでしょう、きっと。
◇銚子測候所の観測記録(1933.2.11):最高気温:8.9℃、最低気温:3.7℃、平均気温:5.2℃、
平均風速:6.7m/s、最大風速:北北東 12.4m/s、降水量:0.3mm、日照:無し
(参考)1933(昭和8)年2月11 日、海上郡の、銚子町、本銚子町、西銚子町、豊浦村が合併し、県内では千葉市に次ぐ2番目、全国でも116番目の市として銚子市が誕生、人口は43,500人。
 
天気図(気象庁提供):昭和8.2.11 午前6時
 
 
 

 ~~~ 銚子漁港12年連続日本一見通し 朝日新聞から ~~~
 グータラ隠居さんからのお便り(2022/12/23) 
 
◇千葉県銚子市は23日、今年の銚子漁港の水揚げ量(速報値)を発表した。 前日までで23万6067トンで、前年より3万トン増え、全体の8割を占めた。サバは3万128トンで、サンマはゼロ。全国的な不漁の影響を受けた。 水揚げ量日本一は、2011年から続いている。全国的には釧路漁港の13年連続が最長となっている。
◇越川信一市長は「サンマやサバの不漁は加工業者への影響が心配される。『日本一』を守るため、今後も漁港の整備を進めていきたい」と話した。 (大久保泰)



 ~~~ 遅い初霜 ~~~
 グータラ隠居さんからのお便り(2022/12/16)
 
      
◇北西の風が弱く、良く晴れた今朝(12.16)は冷え込み、キャベツの植え付け準備が整った隣地の畑は霜で真っ白。今朝の霜は今冬の初で、最近では一昨年と同じ、遅い記録の2位タイでした。足元の雑草も白化粧の寒々しい姿、一方でイロハカエデやドウダンツツジ、イチョウの紅葉が盛んな下総台地の初冬です。
◇余談ですが「モズの初鳴き75日」と言われており「モズが鳴くようになると75日後には霜が降りる」とのこと。今秋のモズの初鳴き我が家のあたりでは11月25日の朝、これは最も遅いモズの初鳴きでした。モズには遅い初霜が予感できたのでしょうかね。 
 我 が 家 の 初 霜 記 録
 2022.12.16  2016.11.25 (早い記録 1位) 
 2021.11.28   2015.12.18 (遅い記録 1位) 
 2020.12.16   2014.12.06 
 2019.11.30   2013.11.30
 2018.12.13  2012.12.02 
 2017.11.25 (早い記録 1位)   2011.12.10

イロハカエデ ドウダンツツジ イチョウ 初霜 霜で寒々しい


  
 
 ~~~七五三台風~~~
 グータラ隠居さんからのお便り(2022/11/15)
 

  ◇今日(11.15)は『七五三参り』の日でしたね。冷たい雨の一日となってしまい、お参りは大変だったことでしょう。
◇今から90年前の今日(1932(昭和7)年11月15日)の未明、台風が房総半島に上陸、銚子付近を通過して三陸沖へと進みました。この台風によって東海から関東、東北地方などで死者と行方不明が250人余りなど大きな被害が生じ、その甚大さから後年『七五三台風』と呼ばれるようになりました。
◇七五三台風による海上郡(銚子市誕生は翌年の2月)の被災状況は「千葉県気象災害史(銚子地方気象台)」や「気象要覧(中央気象台)」などによると死者3人、行方不明16人、漁船沈没30隻などが眼をひきます。
◇この台風による風雨は、銚子測候所(現在の銚子地方気象台)の観測によると、最大風速は西北西の毎秒31.5m、日雨量は105.6mmでした。ちなみに最大風速の記録は11月の2位、日雨量は11月の1位です。
(参考)
現在の台風の定義は『北西太平洋(赤道の北、経度180度の西)の熱帯低気圧のうち、
最大風速が毎秒17.2m以上のもの』で、この基準の適用は1951(昭和26)年からです。
 
 
 
   
   


 
 ~~~なんと!小笠原諸島西ノ島の噴煙が~~~
 グータラ隠居さんからのお便り(2022/10/10)
 
10月10日の夕方、銚子あたりを寒冷前線が通過、
南の風が強かったですね。
雲の様子を気象衛星(気象庁HP)で眺めておりましたら、
びっくらこ‼️
なんと、小笠原諸島西ノ島の噴煙(衛星写真では薄い茶色)、
南風にのって近くまできていたようです❗
 
 
2022/10 14時 ひまわり画像  2022/10/10天気図
 

 

~~~立秋末候~~~ 
グータラ隠居さんからのお便り(2022/08/18)  
 
暦は今日(8.18)から「立秋末候 蒙霧升降(ふかき きり まとう)」。
まるで暦に合わせたかのように我が家のあたりは濃霧の夜明けでした。
と申しても72候の告げる「蒙霧升降」は、晴天の秋の夜明け、
地面からの熱の放射による霧(放射霧)のことでしょう。
今朝の下総台地の霧は、
北日本を横断する低気圧からの温暖前線による霧、
分類するならば「前線霧」なのでしょう。
ふとあたりを見渡せば、
桜やユリの木からの落葉が盛んとなり、ハゼの木の葉の色づきも始まり、
夜明け前からヒグラシを先頭に始まる蝉時雨に混じって、
コオロギなど秋の虫たちの合唱も聞かれるようになりました。
残暑厳しい中にも、秋が進む風景です。
 
   
 風車も霧の中 天気図(8月18日06時)  色づき始めたハゼ 



 
 ~~~夏の風景~~~
グータラ隠居さんからのお便り(2022/07/29) 


まだ薄闇の中、あれほどまでに賑わっていた、
ウグイスやホトトギスの囀ずりが途絶え、
ヒグラシを先頭にニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミたちの
大合唱に変わった我が家のあたり夜明け。

そして今朝(7.29)、洗濯物を干していたら、ホウシンツクツクの初鳴き。
これで今夏の蝉たちの揃い踏みです。

朝陽が射し始めると、黒揚羽や黄揚羽、紋白蝶が飛び交い、
眼を転ずると、樹液に群がるカブトムシやクワガタたち。

いつもと変わらない夏の風景。
 
 カブトムシ カブトムシ 雄  クワガタ 
 

 
 
~ ~ 筍 梅 雨 ~~ 
 グータラ隠居さんからのお便り(2022/04/26)  
 
 ラジオを聞き流しておりましたら
お天気お姉さんが『筍梅雨・・・』なんて言っておりました。
ここのところの不安定な天候「うまいことを言うものだ」と感心しましたよ。

で、先日私も筍ご飯を作ってみました。なかなかのできでしょう(写真)
気持ちだけですがどうぞ(笑)そして昨日、ついにやってきました
「後期高齢者」仲間入りの夜明けは、余生を暗示するかのような濃霧(写真)

一人ひそかに小さなバースデーケーキと
コロナウイルスワクチン接種で お祝いしました(グータラ隠居)
 
ツツジ  筍ご飯   濃霧

  
     
  ~~ ウグイス、遅い初鳴き~~   
  グータラ隠居さんからのお便り(2022/03/04)    
     
   桃の節句(3月3日)の朝、利根川を河口から10kmほど遡る右岸の台地(海抜50mほど)では、
遅れに遅れていたウグイスの囀ずりを聴くことができました。
この地で動植物を観察するようになって12年、ウグイスの初鳴きとしては、2番目に遅い記録。
ちなみに、12年分を平均した初鳴き日は2月22日となります。
12年間の手元メモを眺めておりましたら、あらららら・・・
初鳴きの早い記録は後半の6年間に、遅い記録が前半の6年間に集まっており、
それらの平均日には10日の差がありました。
これらの差違は気候変動(地球温暖化)に起因するとも考えられますね。
それにしても今春のあまりにも遅い初鳴きは異例。
この冬の寒さ、ウグイス君にも堪えたんでしょうね。
ふと、足元に眼をやるとクロッカスが咲いていました。
○ウグイス初鳴き、早い記録
1位 2019年2月10日、2位 2017年2月13日、3位 2020年2月14日
○ウグイス初鳴き、遅い記録
1位 2013年3月5日、2位 2022年3月3日、3位 2015年3月2日
・前半(2011-16年)の初鳴き平均日:2月27日
・後半(2017-22年)の初鳴き平均日:2月17日
☆ 参考
銚子地方気象台(銚子市川口町)におけるウグイス初鳴きの平年日(30年平均)は2月24日。
 
 

クロッカス

クロッカス
 
 
 
      
     
 ~~~ 立春 ~~~
   グータラ隠居さんからのお便り(2022/02/04)   
   
今日(2.4)は「立春」。二十四節気の1番目であり、八十八夜や二百十日、二百二十日の起算日、
春分(今年は3月21日)までに吹く強い南寄りの風が「春一番」

暦の上では、今日から立夏の前日(5月4日)までが春。と言いましてもまだまだ寒さが続く気配です。
お便りの書き出し、暫くは「余寒見舞い」ですかね。ちなみに「気象統計の春」は3~5月の92日間。
 
         
 

立春の夜明けは曇り空
百合の芽吹き
 
 
 
 
     
     
   ~ 利根川の始まり ~  
   グータラ隠居さんからのお便り(2022/01/15) 抜粋  
   


利根川水源の碑
 
  新たな年の始まりにあやかり、利根川の始まり(水源)のことを書いてみます。
利根川は水源から銚子まで、長さは322kmあり信濃川に次いで2番目、流域面積では1番です。
その始まりは大利根岳といわれる標高1840mの大水上(おおみなかみ)山の1800m付近で、
あたりは上越国境の豪雪地帯です。
利根川の最上流の様子は長らくわからなかったようです。
明治27(1894)年、群馬県師範学校長の一行が水長沢をのぼり大水上山に着いたのですが、
水源を見つけることはできなかった。
その後の大正15(1926)年、群馬県農務課長の一行によって利根川の水源が発見されたそうです。
昭和29(1954)年、群馬県の水源調査団が水源地を詳細に調べ、利根川の最上流の様子がわかった。
市民の会ニュース116号の原文はこちら→原文表示


  
 
   
 
 
     
      
   ~ 厳しい冷え込みの夜明け ~  
   グータラ隠居さんからのお便り(2021/12/27)   
   
 
 
活発な対流 20211227

 
     
  厚く結氷 20211227         氷厚11mm 20211227
 
 
  さすがに暖かな銚子も、今朝(12.27)は冬日(最低気温が氷点下の日)でした。
銚子市川口町(気象台)は -1.0℃
内陸部はさらに冷え込み 成田空港では -3.7℃
我が家の軒下の温度計は -2.0℃

それでも乾燥続きのためか、我が家のあたりでは霜は観られませんでした。
一方でバケツの水は結氷、なんと厚さが11mmもありました(写真)。

我が家から海の方向を遠望しますと、雄大な積雲がびっしり(写真)。
温かな銚子の沖合い、寒気と海面(黒潮)からの蒸発による対流、日本海に負けじと活発なようです。

年末年始、寒さが厳しいようです。どうぞご自愛なされて、明るく楽しい寅年をお迎えください。
 
 
 
 
     
   
     
   ~ 早い初霜 ~  
  グータラ隠居さんからのお便り(2021/11/28)   
   
     
     
       
海上方面の雄大積雲 20211128              霜で真っ白な畑 20211128  
 
 
  大陸からの高気圧に広く覆われた11月28日の夜明け。
利根川の河口から10kmほど遡った右岸の高台(海抜約50m)。
北西の風は弱く、海上方面に雄大な積雲が遠望される快晴(写真)。
放射冷却で冷え込み、キャベツでしょうか植え付け準備の整った畑は、霜で真っ白(写真)。
この地で霜や氷など季節の観察を始めて10年。
2016(H28)、17年の11月25に次いで早い初霜でした。
ちなみに昨年(2020)の初霜は12月16日、2015(H27)年の12月18日に次いで遅い初霜でした。
なお今朝(11.28)の最低気温、我が家の軒下にぶら下げた温度計は「1.5℃」
内陸部の成田空港では、更に冷え込み「-0.8℃」
一方、利根川河口近くの気象台(銚子市川口町)では「4.4℃」海の暖かさの恩恵ですね。
 
 

 
 
  ~ 霜降の夜明け ~   
   グータラ隠居さんからのお便り(2021/10/24)    
     
     
     
 

今朝(10.24)の下総台地、我が家のあたりは風が弱く、海上方向に積雲が遠望される快晴(写真)。
放射冷却でずいぶんと冷え込み、海から10km以上離れた我が家の軒下の温度計は6.5℃。
下総台地も内陸の成田空港では3.0℃とのこと。
霜が降りるぐらいの温度まで冷え込んだようです。
暦では昨日(10.23)から二十四節気の「霜降(そうこう)」。
文字どおり霜の降りるころ。
また七十二候の「霜降 初候」は「霜始降(しもはじめてふる)」とのこと。
ちなみに、銚子(川口町の気象台)の初霜は
平年(30年平均)が12月11日、昨年(2020年)が12月20日
また我が家のあたりの初霜、昨年(2020年)は12月16日でした。
(補足)
北関東の宇都宮では今朝、初霜と初氷とのこと、冬の訪れのペースが早いようですね。
初霜>平年比:14日早い。昨年比:12日早い
初氷>平年比:21日早い。昨年比:18日早い
 
 
 
     
     
   ~ 処暑の夜明け ~  
   グータラ隠居さんからのお便り(2021/08/24)    
     
 

8月23日の朝は、熱帯夜(最低気温が25℃以上)から解放され、

『暑気退かんとする。夏の暑さが和らぎ収まってくる頃。残暑は厳しくも少しずつ秋の気配』
と言われる、暦の二十四節気『処暑(しょしょ)』を感じる夜明けでした。
また今年の8月18日~22日は七十二候の『蒙霧升降 (ふかききりまとう)』

1日遅れですが我が家のあたりは濃霧の夜明け(写真)。
放射冷却が起こりやすい秋の霧でした。
 
    
  濃霧の夜明け1(かすかに風車)
   
  
濃霧の夜明け2(北総台地) 
 
   
 
 
     
   
  蝉の侯(ひさびさのチベット便です)   
   グータラ隠居さんからのお便り(2021/07/22)  
 
 

今年の梅雨は、雨がよく降りましたね~
梅雨期間(6月14日~7月15日)の雨量(速報値)は銚子で 474.5 mm
平年(180.8 mm)の2.5倍を越える多雨でした。

そんな梅雨の最中、我が家のあたりでは
6月19日 ヒグラシ 、6月22日 ニイニイゼミが鳴き始め
梅雨が明けると、待ちかねたかのように
7月19日 アブラゼミ、7月22日 ミンミンゼミ も鳴き始め、
蝉の混声合唱の季節を迎えております。

また、樹液に群がるカブトムシやクワガタも見かけるようになりました。
ただ今夏のカブトムシ、やや小ぶりで数も少ないように思えます。
 
   
     
   
  まもなく夏至  
   グータラ隠居さんからのお便り(2021/06/08)    
 
  今朝(6.8)は朝霧の夜明け。 ここのところ下総台地は夜間に小雨の日々が続きましたが
昨夜(6.7)は夜間に晴れ、大地から熱が奪われ、たっぷりの水蒸気が霧となったようです。
お天道様が昇るにつれて霧がきれいに晴れ上がり日中は強烈な陽射し。
アジサイが咲き始め、あと半月もしますと「夏至」日射の強い季節となります。
ご婦人の皆様、どうぞお肌のケア怠りなくね。
 
     
 
 
 朝霧2021/06/08 アジサイ2021/06/08
 
 
 
 
       
   初夏の風景  
   グータラ隠居さんからのお便り(2021/05/30)   
     
  あたりが薄明かるくなるとともに ホトトギスが囀ずり始め、
遅れるものかと ウグイスたちも囀ずる夜明け。
気がつけば、あたりはすっかり深緑の初夏。
ガクアジサイが咲き始め、足元ではユキノシタや
ドクダミの白い花が咲き乱れ、テッセンも満開。
頭上からは、ほのかに甘いかおりのタイサンボク
(樹木が大きすぎて、白い花がわからない)
庭のテーブルは、ネコのクロ丸が占拠。
なんともしまらない山の中の初夏の風景。
 
       
   ガクアジサイ         ユキノシタ          ドクダミ         
       
   テッセン          タイサンボク          クロ丸          
 

 
 
     
   下総台地は新緑最盛  
   グータラ隠居さんからのお便り(2021/04/17) 
 
     
   利根川の右岸を河口から10kmほど遡る下総台地の風景。

夜明け前から多彩な野鳥たち賑やか、
日中は黒揚羽や紋白蝶が乱舞。
モッコウバラや大手鞠などが咲きほこり、
一ヵ月ほど前までは枯れ木だった落葉の木々、
若葉に覆われ新緑最盛。
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         モッコウバラ満開             若葉盛ん              大手鞠            
 
 
     
   清明の風景  
   グータラ隠居さんからのお便り(2021/04/04) 
 
   
 
   温かく穏やかな4月の始まり
そして今日(4.4)は二十四節季の「清明(せいめい)」
「清浄明潔」を略したもので
「すべてのものが清らかで生き生きしている」という意味だそうです
新年度のスタートにふさわしい季節です
ふとあたりを見回しますと
ウグイスや山雀など多彩な野鳥たちが賑やかに囀ずり、
黒揚羽や紋白蝶が飛び交い、月桂樹、花カイドウが咲き、
銀杏や山椒が芽吹き、楓や金木犀は若葉に覆われ、
海抜50mほどの下総台地も、生命力溢れる風景となってきました。
 
        
   
       
金木犀の若葉          花カイドウ              銀杏の若葉
 
     
       
楓の新緑              月桂樹              山椒の若葉 
 
   
 
     
     
   黄砂、銚子に達する  
  グータラ隠居さんからのお便り(2021/03/27) 
 
 
   
 
  3月27日の天気図を見ると、モンゴル南部(ゴビ砂漠)では
低気圧による強風で大規模な砂嵐が発生したようです
高く巻き上げられた砂漠の砂が空気中を漂い、上空の西風に乗って日本列島へ
国内の各地で黄砂が観測されています
私のメモ
3月29日夕方:南の風、快晴。黄砂なのかぼんやりとした空模様
3月30日夜明け。北西の風は弱く、快晴
黄砂でぼんやりとした朝陽、飛行機雲や朝靄、サクラ満開 
 
 
3月27日の天気図
 
     
 
 
     
     
  早い霜や氷の終日か?  
  グータラ隠居さんからのお便り(2021/03/16) 
 
   

 
   厳しかった冬の寒さから一転、ずいぶんと暖かな春が進行中です
我が家のあたりも木蓮は散り、雪柳や連翹(レンギョウ)が満開になって華やいできました
ここで、この冬から春先のメモ
霜は「3月4日の朝、微かに」観られたのが最後となるような気配です
これが今シーズンの最後となると、ずいぶんと早い「霜の終日」。昨シーズンは3月25日でした
また氷は「2月28日朝、1mm」以降観られなくなりました
昨シーズンが3月17日でしたので、こちらも半月ぐらい早い「氷の終日」となるかも
ずいぶん暖かな印象です。ところがです
霜が観られた日数は昨シーズンが24日で、今シーズンは今朝(3.16)までに36日
氷は昨シーズンが17日、今シーズンは28日と、霜、氷共に10日ほど多いです
霜や氷の最終日が早い(見込み)のは春先の暖かさ
日数が多いのは冬の寒さの反映なんでしょうね(図参照)
 
   
 
ユキヤナギ

レンギョウ
 
3ヵ月気温変化 2021年1月~3月
「気象庁HPから引用」
 
 

 
   春は二歩前進、一歩後退  
    グータラ隠居さんからのお便り(2021/02/19)
 
 

  今朝(2.18)の我が家のあたり、 雲の見あたらない夜明け、冷え込みました
綿入れを着こんでサクサクと霜柱を踏みながら、バケツを覗くと、厚さ5mmの氷
乾燥のためか、霜は見られませんでした
利根川河口付近の気象台でも冷え込み気温は氷点下
成田あたりは関東内陸部並みに冷え込んだようですね
銚子:-0.3℃、成田:-5.7℃( 我が家の軒下温度計は-1.0℃)
春も行ったり来たり
先日(2.7)の便りの木蓮のつぼみ、目に見えての変化がなく
沈丁花もいくぶん赤色が増したかな、ぐらいです
それでもここに来て、毎朝ウグイスのさえずりが聞かれるようになりました
ウグイスの初鳴き: (ここ10年のメモでは)
最も早かったのが 2019年02月10日 最も遅かったのが2013年03月05日
そして今春の初鳴き: 2月16日、 4番目に早いですね
 
 

 
 
  「春だなぁ~」   
   グータラ隠居さんからのお便り(2021/02/07)
 
   

今朝(2.7)の北総台地、海上方向に積雲が遠望される快晴の夜明け
うっすらと霜が降りておりましたが、我が家の軒下温度計は3.5℃
内陸部の成田空港でも氷点下とはならなかったようです
( 成田空港:1.1℃、 銚子気象台:5.6℃)
我が家の木蓮、つぼみがずいぶんと膨らみ、沈丁花の赤色も増してきました
落ち葉の間からは、百薬や百合の芽も見られ  「春だなぁ~」

ふと手元のメモ、昨年の2月7日を見ましたら、ビックラコ!
外の蛇口が凍結し、氷の厚さが9mmもある寒い朝、真冬だったんですね
銚子地方気象台のホームページで、昨年の気温データを確認しましたら、
1年前の今日(2.7)が最も寒かったようです
~(手元メモ 2020.2.7)~
北西の風は弱く、層積雲に覆われ所々に青空の寒い朝
軒下温度計 -3.5℃(今冬の最低)
外の蛇口凍結(今冬の初)
(銚子気象台:-0.7℃)
乾燥のためか微かに霜や霜柱、厚さ 9mmの氷(今冬の最厚)
 
   
 夜明け(南東方向)  木蓮 百薬の芽 
銚子の気温 2020/02  沈丁花   百合の芽
 
 

 
北総台地、春近し(1月22日)
 
   大寒(1.20)の朝

我が家の軒下温度計 -2.5℃を示すほど厳しい冷え込み
バケツの水は氷結し、厚さは11mm
(大寒の最低気温) 銚子気象台:-0.6℃、成田空港 :-5.0℃
今朝(1.22)は一転、氷は観られません。畑は霜で真っ白です
犬吠キャベツの植え付け準備できれいに整えられ
数日の内には植え付けられることでしょう

明日から明後日(1.23~24)にかけては荒天の予報
今朝の北総台地、春の嵐の前触れでしょうか、不気味な朝焼け
 

20210120_0844
氷厚11mm

20210120_0647
畑は霜で真っ白

20210122_0644
不気味な朝焼け
                         

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北総台地は冬日 
 グータラ隠居さんからのお便り(2020/12/17)


12月16日、北総台地は鹿島灘方向に散在する積雲が遠望される快晴の夜明け。
強い寒気と放射冷却とで冷え込み、軒下の温度計は氷点下1℃(冬日)。
一面の霜、ザクザクと霜柱を踏んだ先にはクローバーが霜に震え、厚さ1mmの氷。
霜の結晶もかわいい。
参考
(16日朝の気温) 市内川口町: +1.4℃
軒下温度計: -1.0℃
成田空港: -4.4℃
昨年の霜、氷、霜柱の初日はいずれも11月30日
 
 
20201216_0640 厚さ1mm

20201216_0643 霜に覆われるクローバー

20201216_0644 海の方向に積雲遠望

20201216_0820 木部の霜

20201216_0645
軒下温度計
                           
 
 







 
 
初冬の北総台地 
 グータラ隠居さんからのお便り(2020/12/13)


いつもの冬でしたら今頃、霜や氷の世界となるこの辺り。
今冬はまだ霜も氷も見られません。
イチョウは落葉しましたが、カエデやハゼはまだ見頃、暖かい冬の入りなんですね。
この暖かさのためでしょうか、
日の出前の茜色の空、例年になくきれいに思われます。
また地霧も多いように感じております。
これらは例年にない暖かさから、水蒸気が多いためなのかなぁ~~
なんて勝手な想像をしています。
科学的な観測や知見からではなく、グータラな私の感覚からの笑い話です。 

20201211_0626 夜明け&地霧

20201212_1208 ハゼ紅葉 


 
 植物にもシソ科のシモバシラがあります
 保立得造さんからのお便り(2022/03/17)

 
この原稿は:市民の会ニュース1月発行116号「霜柱の話題について」のリレー投稿 でした。
市民の会ニュースで対応すべきところですが、コロナ渦の中発行が隔月となっており掲載時期を逸しました。
1年後になりましたが依頼によりHPで対応させて頂きます。
 
 市民の会ニュース116号 「ご隠居噺」に霜柱のことが掲載されていて楽しく拝読しました。
ところで、植物にもシソ科のシモバシラがあります。
一年草のシモバシラは、冬になると茎は枯れて残ります。
寒さが厳しくなると毛細管現象で水分が凍り、茎全体が霜柱状になります。
このことから植物名が、シモバシラになりました。
シモバシラの実物は、二月頃筑波実験植物園で観察することができます。

クリック☛   116号 「ご隠居噺」 

クリック☛   筑波実験植物園(つくば植物園) Tsukuba Botanical Garden (kahaku.go.jp)


 
 
 
 
環境美化活動を続ける大切さ 
 
松家英彦会員からのお便り(2021/11/18)

7月11日に半年ぶりのジオガイドがありました。担当は小玉さんと松家です。
お客様は旭歩こう会の13名様。70才以上の方々です。
千葉県最高齢94才ウォーカーは元千葉県ウォーキンング協会会長の宇佐美正さん。
足元の悪い崖下もしっかりとした足取りで、熱心に説明を聞かれておりました。
会長退任後もボランティア活動で山武市内の美化活動を続けれているとのこと。
「街が綺麗になると心も和み、住みやすい環境になる」と教えて頂きました。
私たち銚子ジオパーク市民の会も環境美化に一層努めたいと思いました。
 
 宇佐美さん

旭歩こう会の皆さん 
 

 
 
 
 K市、I 会員さんからのお便り(2020/10/14)



ジオパーク講座お疲れさまでした。
何度も参加していますが、毎回新しい発見が有り新鮮です。
皆さん熱心なのでこちらもエネルギーをもらえる感じがします。
 県立中央博物館で「ちばの縄文 貝塚からさぐる縄文人のくらし」
10月10日から12月13日まで開催されます。
余山貝塚出土品が日本各地から集められ展示してありました。
「ミミズク土偶」実物は初めて見ました。
個人が掘り出して売ったというので驚きでした。
期間が短いのですが一見の価値はあります。
椰子の実製の漆容器も展示してありました。
お知らせします。
 
 余山貝塚出土品 

ミミズク土偶 
 
 ▲ HPーTop 
 
銚子ジオパーク市民の会